科目コード4022101
科目名
(英語名)
建築設備実験
(Experiment of Architectural Environment Control Systems)
対象学科建築環境システム科
開講時期2年 前期
担当教員江川 嘉幸、本郷 智大、堤 和司
単位数4単位
授業の方法講義,実験
授業概要
【 目 的 】
建築設備に関連する基礎的事項をそれぞれの装置で実験し、現象を観察し、考察することにより知識を確かなものにする。
【到達目標】
  • ヒートポンプの仕組みがわかり、冷凍サイクルが作図できる。
  • 単一ダクト方式による空気調和機の仕組みが理解できる。
  • 排水トラップ及び通気管の役割を説明できる。
  • 通気方式による排水能力影響を説明できる。
  • 温熱環境の測定法が理解できる。
  • 風速計により吹出し口・吸込み口やダクトの風速を測定し、風量を算出できる。
  • 空気方式の空調システムや各室の風量バランスについて理解できる。
授業計画
  1. 実験ガイダンス、グループ分け、実験報告書の作成方法、考察のまとめ方
  2. 冷・暖房実験、冷凍サイクルの作図法
  3. 空気調和実験、単一ダクト方式、ピトー管による風速風量測定、冷暖房の空調プロセス
  4. 冷凍機実験、冷凍機のシーケンス制御
  5. トラップ実験、排水トラップの性能評価
  6. 排水通気実験装置による通気管の性能評価
  7. 排水管内の流れの可視化
  8. 温熱環境測定実験、熱電対による室温測定、PMV測定
  9. 室内環境の物理的評価、心理的評価
  10. 風速計による吹出し口・吸込み口の風速測定と風量の算出
  11. スモークテスターによる各室の風量バランス確認(気流方向)
  12. 設計風量と実測風量の比較、及び空調システムの原調
  13. 材料の強度試験
成績評価方法 レポート(100点)
教科書・
参考図書
教科書:当学科編実験テキスト



その他
【履修にあたり】
特になし。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。