科目コード |
2011101 |
科目名 (英語名) |
電気電子概論 (Introduction to Electrical Engineering and Electronics)
|
対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
船場忠幸 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
電荷と電界、電流と磁界の関係などの電気電子現象の基本的な考え方について学び、誘電体や磁性体の性質について学ぶ。また、電気電子機器の動作原理や動作確認方法についても学ぶ。
【到達目標】
- 電子の性質や電気現象について説明できる
- 電磁誘導などの電流と磁界の関係について説明できる
- 誘電体・磁性体の種類や基本的性質が説明できる
- 電気電子機器の動作原理が説明できる
【科目の位置付け】
電気電子分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、知能電子ステム科教育目標①、③、④に対応する科目である。
|
授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
- 第 1 回 オリエンテーション/電気数学の基礎(1)
- 第 2 回 電気数学の基礎(2)
- 第 3 回 電荷が作る電場
- 第 4 回 静電場の世界
- 第 5 回 電流がつくる磁場
- 第 6 回 磁場が作る電場と、電場が作る磁場
- 第 7 回 電磁気学に関する数学の演算子と定理
- 第 8 回 マクスウェルの方程式と電磁波
- 第 9 回 電磁気学の計算法とまとめ
- 第10 回 電気電子機器(1):家電製品の基礎技術
- 第11 回 電気電子機器(2):情報記録技術
- 第12 回 電気電子機器(3):デジタルオーディオ
- 第13 回 電気電子機器(4):デジタルカメラ
- 第14 回 電気電子機器(5):薄型テレビとディスプレイ
- 第15 回 電気電子概論のまとめ
- 第16 回 期末試験と解説
|
成績の評価 |
【基準】
基本的な電磁気学の理論や関連する物理量とと、基本的な電気電子機器の動作メカニズムを理解し、基礎的な電磁気学の計算ができることを基準として評価する。
【方法】
演習30点と期末テスト70点を合わせて100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
|
教科書・参考図書 |
教科書:ノマド・ワークス 著、やさしく分かる電磁気学、ナツメ社
参考書:粉川昌巳 著、電気理論の計算法、東京電機大学出版局 |
その他 |
【履修にあたり】
1. 講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。
2. 講義では、配付資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。
3. 講義後は教科書、配付資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
|