科目コード |
2011103 |
科目名 (英語名) |
電気電子工学Ⅱ (Electrical Engineering and Electronics II)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
江口宇三郎(外部講師) |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
電子回路技術を習得する上で不可欠なダイオード、トランジスタ、FETオペアンプの基本構造を理解して、それらによる増幅回路の計算について講義を行う。また、デジタルICの基本素子とその電気的な特性について講義する。
【到達目標】
- ダイオードとトランジスタの動作原理が説明できる
- トランジスタによる基本的な増幅回路の計算ができる
- オペアンプによる基本的な増幅回路の計算ができる
- ゲート回路の基本素子と閾値の考え方が説明できる
【科目の位置付け】
電気電子技術の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、知能電子システム科教育目標①、③、④に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書および板書を用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
- 第1回 オリエンテーション/電気電子工学Ⅱと関連分野
- 第2回 電子回路素子の基礎
- 第3回 ダイオードとそのはたらき
- 第4回 トランジスタの構造と動作原理
- 第5回 トランジスタによる増幅回路
- 第6回 トランジスタ応用回路
- 第7回 FETの動作原理と基本回路
- 第8回 オペアンプの特徴と動作原理
- 第9回 オペアンプを用いた回路
- 第10回 電源回路
- 第11回 発振回路
- 第12回 トランジスタによるスイッチングと論理回路の基礎
- 第13回 デジタルIC(TTL ICゲートの電気的な特性(閾値))
- 第14回 電気電子工学Ⅱのまとめ
- 第15回 期末試験とまとめ
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成績の評価 |
【基準】
到達目標が満たされているか否かを評価する。
【方法】
演習(40点)、期末試験(60点)の合計100点満点で評価する。単位認定は60点以上とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:堀桂太郎著、よくわかる電気回路の基礎、電気書院 |
その他 |
【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくことが望ましい。講義では、説明と演習を通して理解を深め、しっかりノートをとること。講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
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