科目コード |
2011104 |
科目名 (英語名) |
情報通信工学 (Information and Communication Engineering)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
草刈徳之 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
ICTを支える通信技術の基礎的な伝送方式とプロトコル(通信規約)を理解し,後のシステム学習,ハードウェア実習に備えることを目的とする。またネットワーク構造の基礎と利用のされ方についても理解を深める。
【到達目標】
- 基礎的な伝送方式,プロトコルについて説明できる
- PCと組込み機器の通信方法について説明できる。
- インターネットの通信の仕組みを説明できる。
【科目の位置付け】
IoTを構築する上で必須となる通信に関する基礎を座学形式で学ぶ授業である。この授業は教育の重点事項①、知能電子システム科の教育目標④、⑤に対応する。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義を行う。
【日程】
- 第1回 コンピュータネットワーク概要
- 第2回 ネットワークの階層構造
- 第3回 Webの仕組みとWebアプリケーション、HTTP
- 第4回 物理層
- 第5回 データリンク層1(フレーム)
- 第6回 データリンク層2(メディアアクセス制御)
- 第7回 ネットワーク層1(基本的役割)
- 第8回 中間試験
- 第9回 ネットワーク層2(IPアドレス)
- 第10回 ネットワーク層3(ルーティング)
- 第11回 トランスポート層
- 第12回 セッション層、プレゼンテーション層
- 第13回 アプリケーション層
- 第14回 ネットワークシステム
- 第15回 情報セキュリティ(公開鍵暗号方式,PKI,電子証明書)
- 第16回 期末試験とまとめ
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成績の評価 |
【基準】
情報通信工学の基礎的な知識について理解できているかを評価する。
【方法】
中間試験(50%)、期末試験(50%)で評価し、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:コンピュータネットワーク三木光範編・佐藤健哉・昔農凜太朗著共立出版
参考書:コンピュータネットワークアンドリュー・S・タネンバウム日経BP社
ネットワークはなぜつながるのか戸根勤日経BP社 |
その他 |
【履修にあたり】
情報通信工学基礎実習,情報ネットワーク,モバイル技術入門と連携がある。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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