科目コード 2011108
科目名
(英語名)
組込みシステム入門
(Introduction to Embedded System)
対象学科 知能電子システム科
開講時期 1年 前期
担当教員 赤間弘幸
単位数 2単位
開講形態 講義
授業概要 【目的】
現在は、非常に多くの製品にマイクロコンピュータが組み込まれているが、その開発には組込み技術の理解が必要である。ここでは、コンピュータシステムと組込みシステムの概要とその開発方法を学びつつ、IoTシステムへの発展・応用について学ぶ
【到達目標】
  1. コンピュータシステムについて理解できるようになる
  2. 組込みシステムの構成を理解できるようになる
  3. 組込みシステム開発の流れを理解できるようになる
  4. IoTシステムの概要が理解できるようになる
  5. ハードウェアとソフトウェアの分担を理解できるようになる
【科目の位置付け】
この科目は、教育目標①~⑤全体の基礎的な内容を学習し、システム全体について習得することを目的とする。
授業計画 【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 組込システムの概要
  • 第2回 組込システム機器の特徴
  • 第3回 組込みシステムにおけるハードウェアとソフトウェアの概要
  • 第4回 組込みシステムにおけるハードウェア構成
  • 第5回 組込みシステムにおけるソフトウェア構成
  • 第6回 組込みシステムが搭載されている製品の構成
  • 第7回 組込OSを搭載したシステム構成
  • 第8回 組込みシステムと情報通信技術
  • 第9回 組込システムにおけるマルチメディア
  • 第10回 組込機器の開発工程とソフトウェアエンジニアリング
  • 第11回 中間試験とまとめ
  • 第12回 IoTシステムの概要
  • 第13回 IoTを構成する技術(データ収集・制御・エッジコンピューティング)
  • 第14回 IoTを構成する技術(データ通信・データ可視化・データベース)
  • 第15回 IoTを構成する技術(データ分析・クラウド・AI・セキュリティ)
  • 第16回 期末試験とまとめ
成績の評価 【基準】
組込みシステムについて理解していることを基準とする
【方法】
中間試験40点、期末試験40点、各講義の課題20点として、総合的に評価し、合計60点以上を合格とする
教科書・参考図書 教科書:よくわかる組込みシステム開発入門門田浩技術評論社
IoT技術テキスト基礎編改訂3版MCPCIoTシステム技術検定[基礎]対応インプレス
よくわかるマスターITパスポート試験対策テキスト&過去問題集,FOM出版,2024年
その他 【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。
講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。
講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。