科目コード |
2011111 |
科目名 (英語名) |
安全衛生工学 (Safety and Health Engineering)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
東海林晃(外部講師) |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
多くの人々は、人生の中で最も円熟した時期を職場という環境の中で過ごします。この講義では、その大切な期間を災害に遭うことなく、心身共に健康で充実した社会生活を送るために知っておくべき基礎知識を学ぶとともに、実際の災害事例を題材とした演習などの実践活動を通じて、様々なリスクに対する感受性を磨いていきます。
【到達目標】
- 職場や日常生活における様々なリスクを見つけることができる。
- ルールを守ることの大切さを説明することができる。
- 自分の考えをはっきり伝えることができる。
【科目の位置付け】
技術者としての基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、知能電子システム科教育目標①~⑤に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドや映像コンテンツを用いた講義ならびに演習を行う。補足資料がある場合には、当日または事前に配布する。
【日程】
- 第1回 ガイダンス/「安全衛生と労災防止の基本」テキスト第1章『安全、安心とは』
- 第2回 災害事例①/演習
- 第3回 災害事例②-1/演習
- 第4回 災害事例②-2/演習
- 第5回 労働関係法令の基礎①、災害事例③/演習
- 第6回 災害事例④/演習
- 第7回 災害事例⑤/演習
- 第8回 災害事例⑥/演習
- 第9回 災害事例⑦/演習
- 第10回 災害事例⑧/演習
- 第11回 災害事例⑨(化学物質基礎)/演習
- 第12回 災害事例⑩(化学物質管理)/演習
- 第13回 労働関係法令の基礎②
- 第14回 日常の事故、製造物責任
- 第15回 期末試験とまとめ
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成績の評価 |
【基準】
職場や日常生活における様々なリスクを見つけることができるかを基準とする。積極的に演習に参加し発言したかどうかを考慮する。
【方法】
期末試験(60点)、演習での発言や討議(40点)を合計し100点満点で評価する。単位認定は60点以上とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:入門職場の安全衛生、大関親著、中央労働災害防止協会
補足資料は、事前に当方で準備したものをコピーし、配付します。 |
その他 |
【履修にあたり】
講義では、必要なことはこまめにメモをとる。不明な点があれば必ず質問をして解消する。演習では、積極的に発言するだけでなく、他人の意見に耳を傾けること。なお、通信機器(スマホ・携帯等)の使用を禁ずる。
事前準備より講義での視点をもとに様々な情報にあたり、身の回りのリスクやその対策を考えることを推奨する。これは講義期間に限らず、技術者として活動している間のすべてに及ぶ。そのため生涯学習となる。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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