科目コード |
2012103 |
科目名 (英語名) |
情報通信工学基礎実習 (Practice on Information and Communication Engineering)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
草刈徳之 |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
PCと外部装置間で行われる情報通信の基本プロトコルを実習を通して確認し,通信の手順と内容を理解することを目的とする。また,ネットワーク通信の仕組みとインターネットを利用した計測制御技術についても理解する
【到達目標】
- データ通信の基本を理解し,信号,通信サービス,データ伝送を仕様や文献等を参照して確認できる。
- 通信用計測機器を正しく使用できる。
- ネットワークプログラミングに必要な基本的な概念を大まかに説明できる。
- インターネットを利用した遠隔地の計測・制御技術を大まかに説明できる。
【科目の位置付け】
IoTを構築する上で必須となる通信に関する基礎を実習形式で学ぶ授業である。この授業は教育の重点事項①、②、③、④、知能電子システム科の教育目標④、⑤に対応する。
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授業計画 |
【授業の方法】
スライドを用いて理論を説明した後に実習を行う。
【日程】
- 第1回 イーサネットによる通信
- 第2回 ファイアーウォールとWebサーバ演習
- 第3回 共通鍵暗号化方式、公開鍵暗号化方式、PKI
- 第4回 http,WebSocket
- 第5回 MQTT
- 第6回 クラウドを用いたIoT(1)
- 第7回 クラウドを用いたIoT(2)
- 第8回 クラウドを用いたIoT(3)
- 第9回 クラウドを用いたIoT(4)
- 第10回 クラウドを用いたIoT(5)
- 第11回 TCPとUDP
- 第12回 ソケットプログラミング(1)
- 第13回 ソケットプログラミング(2)
- 第14回 有線LAN構築とプロトコル(NAT,ICMP,DHCP)
- 第15回 誤り検出と誤り訂正
- 第16回 ネットワークセキュリティ
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成績の評価 |
【基準】
実習を理解した上で実習目的、方法、結果、考察がレポートとして適切に書かれているかを評価する。具体的には最初の授業でレポートの評価基準であるルーブリック評価を示す。
【方法】
レポートによる評価100点で、60点以上を合格とする。レポートは全て提出することが必須である。
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教科書・参考図書 |
教科書:なし(自作テキスト)
参考図書: |
その他 |
【履修にあたり】
情報通信工学と関連する内容が含まれる。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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