科目コード 2012108
科目名
(英語名)
電子回路基礎実習Ⅰ
(Training of Basic Circuit Ⅰ)
対象学科 知能電子システム科
開講時期 1年 前期 前半
担当教員 赤間弘幸
単位数 2単位
開講形態 実習
授業概要 【目的】
回路を設計するために必要となる基礎的な電子部品の知識とプリント基板への実装法を学ぶ。また能動素子を用いて回路動作の確認を行う
【到達目標】
  1. 電気電子回路の基礎が理解できるようになる
  2. 電子部品の種類と役割が理解できるようになる
  3. 能動素子を用いた制御回路を理解できるようになる
  4. 回路図を理解できるようになる
  5. プリント基板への回路実装ができるようになる
【科目の位置付け】
この科目は、教育目標①電子回路の設計、実装の習得を目指すものである
授業計画 【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに電子回路の製作を行う
【日程】
  • 第1回 電子部品の基礎・ブレッドボードの使い方
  • 第2回 オームの法則・キルヒホッフの法則
  • 第3回 LED点消灯回路の動作
  • 第4回 LED点消灯回路の基板実装
  • 第5回 マルチバイブレータ回路の動作
  • 第6回 マルチバイブレータ回路の基板実装
  • 第7回 組込機器プリント基板実装実習(電子時計)
  • 第8回 ケーブルAssyの組み立て
  • 第9回 能動素子(ダイオード、ドランジスタ、FET)の動作確認
  • 第10回 論理回路ICの動作確認
  • 第11回 フォトセンサとICを使用した回路の動作と配線アートワーク
  • 第12回 フォトセンサとICを使用した回路の基板実装
  • 第13回 電源回路の動作と配線アートワーク
  • 第14回 電源回路の基板実装(1)
  • 第15回 電源回路の基板実装(2)
  • 第16回 DCモータ制御回路の製作(配線アートワークと実装)
成績の評価 【基準】
電子回路の理解と製作物の完成度を基準とする
【方法】
実習課題の製作物およびレポートの提出を前提とし、製作物の動作と品質、レポート内容を総合的に評価したうえで、合計点が60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:自作テキスト
参考図書:電子工作の素後閑哲也著技術評論社
その他 【履修にあたり】
作業着を着用のこと(上のみでOK)
【この授業・実習に必要な機材】
工具(ドライバー・ピンセット・半田ごて・ラジオペンチ・ニッパ等)