科目コード |
2012109 |
科目名 (英語名) |
電子回路基礎実習Ⅱ (Training of Basic Circuit Ⅱ)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 前期 後半 |
担当教員 |
赤間弘幸 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
回路を設計するために必要となる基礎的な電子部品の知識とプリント基板への実装法を用いて、部品や面積の制限がある回路の実装手法を、CADを用いて設計し、製作物の動作確認をする。
【到達目標】
- 電気電子回路の設計ができるようになる
- 能動素子を用いた制御回路を理解できるようになる
- 回路図をCADを用いて作成できるようになる
- プリント基板のアートワーク設計をCADを用いてできるようになる
- 電子回路の基本となる増幅回路を理解できるようになる
- 組込システム機器としての筐体が理解できるようになる
- 組込システムのハードウェア開発工程が理解できるようになる
【科目の位置付け】
この科目は、教育目標①電子回路の設計、実装の習得を目指すものである
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに電子回路の製作を行う
【日程】
- 第1回 課題の開発工程計画作成
- 第2回 課題の回路図作成
- 第3回 課題のアートワーク設計(1)
- 第4回 課題のアートワーク設計(2)
- 第5回 課題のアートワーク設計(3)
- 第6回 課題のアートワーク設計(4)
- 第7回 課題のレイアウト(筐体)設計
- 第8回 課題の配線設計
- 第9回 課題の基板実装(1)
- 第10回 課題の基板実装(2)
- 第11回 課題の基板実装(3)
- 第12回 課題の基板実装(4)
- 第13回 課題の基板実装(5)
- 第14回 課題の配線製作
- 第15回 課題の筐体組込み(1)
- 第16回 課題の筐体組込み(2)
- 第17回 課題の動作検証と測定
- 第18回 課題のまとめ
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成績の評価 |
【基準】
電子回路の理解と製作物の完成度を基準とする
【方法】
実習課題の製作物およびレポートの提出を前提とし、製作物の動作と品質、レポート内容を総合的に評価したうえで、合計点が60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:自作テキスト
参考図書:電子工作の素後閑哲也著技術評論社 |
その他 |
【履修にあたり】
作業着を着用のこと(上のみでOK)
【この授業・実習に必要な機材】
工具(ドライバー・ピンセット・半田ごて・ラジオペンチ・ニッパ等)
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