科目コード |
2021101 |
科目名 (英語名) |
計測制御工学 (Instrumentation and Control Engineering)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
船場忠幸 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
電子機器システムを開発する上で必要な各種センサの動作原理とセンサ回路について学び、計測データの扱い方や、計測制御システムについての基本的な考え方について学ぶ。また、PID制御やフィードバック制御の基本的な概念についても学ぶ。
【到達目標】
- 計測データの適切な扱い方を説明できる
- センサの動作原理やセンサ回路について説明できる
- 計測制御システムの基本的な考え方が説明できる
- PID制御やフィードバック制御の考え方が説明できる
【科目の位置付け】
計測制御分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、知能電子ステム科教育目標①、③、④に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
- 第 1 回 オリエンテーション/計測制御工学と関連分野
- 第 2 回 計測工学と計測法の基礎
- 第 3 回 センサの基礎(1)
- 第 4 回 センサの基礎(2)
- 第 5 回 物体を測る(1)
- 第 6 回 物体を測る(2)
- 第 7 回 状態量を測る(1)
- 第 8 回 状態量を測る(2)
- 第 9 回 信号変換と処理
- 第 10 回 計測値の信頼性とデータの取り扱い(1)
- 第 11 回 計測値の信頼性とデータの取り扱い(2)
- 第 12 回 計測制御システム(1)
- 第 13 回 計測制御システム(2)
- 第 14 回 計測制御工学の最近の話題
- 第 15 回 計測制御工学のまとめ
- 第 16 回 期末試験と解説
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成績の評価 |
【基準】
基本的なセンサや関連する物理量と計測制御理論の基礎的な概念を理解し、計測制御や計測データの処理に関する基礎的な計算がきることを基準として評価する。
【方法】
演習30点と期末テスト70点を合わせて100点満点でで評価し、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:松田、西原共著、計測システム工学の基礎第4版、森北出版
参考図書:南、木村、荒木共著、はじめての計測工学改訂第2版、講談社 |
その他 |
【履修にあたり】
1. 講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。
2. 講義では、配付資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。
3. 講義後は教科書、配付資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
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