科目コード |
2021106 |
科目名 (英語名) |
複合回路技術 I (Mixed Circuit technology I)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
佐藤司 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
ディジタル回路の動作原理と基本回路、また基本回路同士を組合わせることで実現できるレジスタ回路、カウンタ回路、波形発生・整形回路などを学び、ディジタル回路を設計する上で必要な知識を習得する。
【到達目標】
- 基本的なディジタル回路の考え方がわかる。
- 組合わせることで実現できる応用的回路がわかる。
- ディジタル回路を設計する上で、必要な基礎知識を得る。
【科目の位置付け】
ディジタル回路の基本知識に関連した分野について学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点項目①、知能電子システム科教育目標①に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書および板書をもとにした講義を行う。
【日程】
- 第1回 ディジタル回路の基礎知識
- 第2回 組合わせ回路
- 第3回 ディジタル回路の作成手順
- 第4回 ブール代数とカルノー図
- 第5回 数値と表現
- 第6回 ディジタル回路によるバイナリ演算
- 第7回 組合わせ論理回路の実装
- 第8回 フィードバック回路と順序回路
- 第9回 順序回路の特徴
- 第10回 順序回路の実装
- 第11回 発振回路
- 第12回 より複雑な順序回路(n進カウンター)
- 第13回 データシートの読み方
- 第14回 インターフェース(UART,I2C,SPIなど)
- 第15回 CPUの仕組み
- 第16回 まとめと試験
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成績の評価 |
【基準】
ディジタル回路を設計する上で必要となる基本的知識を理解しているかを基準とする。
【方法】
試験による評価100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:よくわかるディジタルIC回路の基礎松田勲・伊原充博著技術評論社
参考図書:作る・できる/基礎入門電子工作の素後閑哲也著技術評論社 |
その他 |
【履修にあたり】
複合回路技術実習Iと内容をリンクさせており、双方を履修することでより深く洞察することができる。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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