科目コード |
2021108 |
科目名 (英語名) |
マイクロプロセッサ入門 (Introduction to Microprocessor)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
赤間弘幸 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
組込みシステムの中核となるマイクロプロセッサの仕組みを学ぶ。
【到達目標】
- マイクロプロセッサの用途と仕組みを理解する。
- マイクロプロセッサは論理回路でできていることを知り、論理回路とは何かを理解する。
- マイクロプロセッサ入出力の仕組みを理解する。
- ワンチップマイクロコンピュータの仕組みを理解し、制御できるようになる
【科目の位置付け】
この科目は、教育目標①~③に対応しています。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
- 第1回 デジタルの基礎(2進数・16進数・メモリ格納)
- 第2回 論理演算・回路の基礎
- 第3回 コンピュータの算術演算(演算と記憶)
- 第4回 論理回路を構成する電子回路の構成基礎
- 第5回 マイクロプロセッサの概要
- 第6回 マイクロコンピュータの入力・制御・出力
- 第7回 レジスタの構成と入出力インターフェース
- 第8回 マイクロコンピュータの機能(タイマー・AD変換・割り込み)
- 第9回 マイクロコンピュータの初期設定とソフトウェア
- 第10回 マイクロコンピュータの動作まとめ(CPU・メモリ・外部周辺装置)
- 第11回 組込みマイコンによる動作確認(1)入出力制御
- 第12回 組込みマイコンによる動作確認(2)AD変換
- 第13回 組込みマイコンによる動作確認(3)センサー制御
- 第14回 組込みマイコンによる動作確認(4)条件制御
- 第15回 組込みマイコンによる動作確認(5)アクチュエータ制御
- 第16回 期末試験とまとめ
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成績の評価 |
【基準】
期末試験70点、マイコン動作確認30点として、総合的に評価し、合計60点以上を合格とする
【方法】
マイクロプロセッサを用いた制御システムについて理解していることを基準とする
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教科書・参考図書 |
教科書:なし(自作テキスト)
参考図書:教科書:よくわかる組込みシステム開発入門 門田 浩 技術評論社
キットで遊ぼう電子回路 新PIC入門C言語編 アドウィン
Arduinoをはじめよう 第4版 Massimo Banzi オライリー・ジャパン |
その他 |
【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。
講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。
講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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