科目コード |
2021109 |
科目名 (英語名) |
ソフトウェア工学入門 (Software Engineering)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
澁谷倫子 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
ユーザや顧客の要求を満足するソフトウェアシステムを効果的かつ効率的に構築するための理論、知識、経験的知見の利用方法を学ぶ講義である。UMLを利用したシステム開発におけるモデリング技術も習得する。
【到達目標】
- ソフトウェアライフサイクル、プロセスモデルを説明できる
- 要求分析、要件定義を行える
- 機能仕様、設計仕様をまとめることができる
- テスト手法を理解し、テスト計画を立てることができる
- UMLの記述法を理解し、UMLによるモデリングができる
- 見積りの基本を理解し、説明できる
【科目の位置付け】
ICTの基礎を学ぶものであり、本校教育・育成の重点事項①、知能電子システム科教育目標④に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義とあわせ、作図ツールによるUMLモデリングの演習も行う。資料配布、小テスト、レポート課題提出についてはe-learningを通じて行う。
【日程】
- 第1回 ソフトウェア工学とは、ソフトウェアの品質、開発工程、要件定義
- 第2回 設計(システム方式設計、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計)
- 第3回 実装・構築(単体テスト)
- 第4回 テスト、運用・受入れ、運用保守
- 第5回 UMLとは、オブジェクト指向とUML
- 第6回 ユースケース図
- 第7回 アクティビティ図
- 第8回 演習(ユースケース図、アクティビティ図)
- 第9回 ステートマシン図
- 第10回 クラス図
- 第11回 演習(ステートマシン図、クラス図)
- 第12回 コミュニケーション図
- 第13回 シーケンス図
- 第14回 見積の基本
- 第15回 見積法
- 第16回 クラウド時代の見積り
- 第17回 試験と解説
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成績の評価 |
【基準】
ソフトウェア開発の工程を理解しているか、またUMLを使用してシステム開発に必要な図を作成できるかを評価基準とする。
【方法】
期末試験(60点)、提出課題(40点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。ただし、未提出課題がある場合は不合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:「かんたんUML入門[改訂2版]」
教科書:「システム開発のための見積りのすべてがわかる本」
参考図書: |
その他 |
【履修にあたり】
e-learning上に資料、レポート課題をアップします。レポート提出課題が出た場合は、提出期限までにe-learningから必ず提出(アップロード)してください。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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