科目コード |
2022104 |
科目名 (英語名) |
複合回路技術実習Ⅰ (Training of Mixed Circuit I)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
佐藤司 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
ディジタルおよびアナログ回路の動作原理と基本回路について、実際に回路を用いて動作を確認する。
【到達目標】
- ディジタルおよびアナログの基本回路を説明できる。
- 回路に用いるIC等の特性を説明できる。
- ディジタル・アナログ混在回路の設計・製作ができる。
【科目の位置付け】
ディジタルおよびアナログ回路、あるいは混在回路に関連した分野について学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点項目①、②、③、知能電子システム科教育目標①、③に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
当日の実習内容について内容確認を行った後に実習を行う。
【日程】
- 第1回 基本論理ゲート回路の説明
- 第2回 組合せ論理回路で作る2bitデコーダの検証
- 第3回 論理の境目である閾値についての説明
- 第4回 閾値の確認と検証
- 第5回 順序回路についての説明
- 第6回 順序回路を用いたカウンターの検証
- 第7回 A-D変換とD-A変換の説明
- 第8回 A-D変換、D-A変換をマイコンにより検証
- 第9回 発振回路の説明
- 第10回 発振回路のシミュレーションによる検証
- 第11回 増幅回路の説明
- 第12回 増幅回路のシミュレーションによる検証
- 第13回 CPU演算回路の説明
- 第14回 CPU演算回路のシミュレーションによる動作検証
- 第15回 4bitCPUの構築
- 第16回 4bitCPUのシミュレーションによる動作検証
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成績の評価 |
【基準】
ディジタルおよびアナログ回路の動作原理と基本回路について内容を理解しているかを基準とする。
【方法】
各回レポートによる総合100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:利用しない。
参考図書:よくわかるディジタルIC回路の基礎松田勲・伊原充博著技術評論社 |
その他 |
【履修にあたり】
基本的な内容は複合回路技術Iで既に学習済みとしており、内容的にリンクした実習を進めることでより深い洞察を得ることができる。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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