科目コード |
2022111 |
科目名 (英語名) |
電子回路設計製作実習 I (Training of Electronic Circuits Design I)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
1年 後期 後半 |
担当教員 |
佐藤司 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
コンピュータを用いたプリント基板の設計および部品の実装法を課題を通して学ぶ。
【到達目標】
- 回路図エディタで作図ができる。
- CADによるプリント基板の設計ができる。
- 部品の実装ができる。
【科目の位置付け】
PCB設計の実際を課題を通して学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点項目①、②、③、知能電子システム科教育目標①、③に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
作業を進める教員に追従しながら、各々の提出課題を完成させていくものである。
【日程】
- 第1回 電子製図について
- 第2回 PCB設計の実際
- 第3回 アートワークのノウハウ取得
- 第4回 ツールの基本動作確認
- 第5回 スケマティック図とボード図について
- 第6回 ボード図レイヤーの考え方
- 第7回 印刷出力(ポジ感光基板用マスク生成)
- 第8回 レギュレータ回路の設計実習
- 第9回 レギュレータ回路のポジ感光基板用マスク出力
- 第10回 センサ実装のための小規模回路設計実習
- 第11回 ベタGNDの付与
- 第12回 小規模回路のポジ感光基板用マスク出力
- 第13回 基板への部品実装(半田付け)
- 第14回 マイコン上での動作確認
- 第15回 マイコン上での動作確認および評価(プレゼン)
- 第15回 まとめと提出課題の仕上げ
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成績の評価 |
【基準】
コンピュータを用いた基本的なPCB設計の知識と技術を身に付けたかを基準とする。
【方法】
区切り毎に課される提出ファイルの評価(50点)と製作物による評価(50点)を合わせた100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:後閑哲也著「電子工作の素」、技術評論社
参考図書:加藤肇、見城尚志、高橋久共著「図解・わかる電子回路」、講談社 |
その他 |
【履修にあたり】
作業が遅れた場合には放課後対応などの自助努力にて、なるべく早いうちに辿り着くようにしてもらいたい。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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