科目コード |
2022112 |
科目名 (英語名) |
電子回路設計製作実習 II (Training of Electronic Circuits Design II)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
2年 前期 前半 |
担当教員 |
佐藤司 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
コンピュータを用いたプリント基板の設計および部品の実装法を課題を通して学ぶ。
【到達目標】
- 回路図エディタで作図ができる。
- プリント基板の設計ができる。
- 部品の実装ができる。
【科目の位置付け】
PCB設計の実際を課題を通して学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点項目①、②、③、知能電子システム科教育目標①、③に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
作業を進める教員に追従しながら、各々の提出課題を完成させていくものである。
【日程】
- 第1回 マイコンプロトタイプボードの研究
- 第2回 マイコンに必要な機能の実装
- 第3回 I/Oの処理
- 第4回 基板への電源実装について
- 第5回 arduinoの機能拡張基板(シールド)について
- 第6回 基板寸法と主要な配線の処理
- 第7回 自作部品の作り込み
- 第8回 スケマティック図の完成とボード図の生成
- 第9回 ボード図の配線(ジャンパ設定)
- 第10回 arduinoシールドのPCB設計完成
- 第11回 ブレッドボード上での動作確認
- 第12回 ポジ感光基板用マスク印刷
- 第13回 ポジ感光基板への転写およびエッチング
- 第14回 基板への部品実装および半田付け
- 第15回 マイコン上での動作確認
- 第16回 完成したシールドの性能評価(プレゼン)
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成績の評価 |
【基準】
コンピュータを用いたPCB設計の知識と技術を身に付けたかを基準とする。
【方法】
区切り毎に課される提出ファイルの評価を30点、製作物の提出による評価を70点とした合計100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:後閑哲也著「電子工作の素」、技術評論社
参考図書: |
その他 |
【履修にあたり】
作業が遅れた場合には放課後対応などの自助努力にて、なるべく早いうちに辿り着くようにしてもらいたい。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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