科目コード |
2031106 |
科目名 (英語名) |
システム工学 (Systems Engineering)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
2年 後期 前半 |
担当教員 |
赤間弘幸、草刈徳之 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 実習 |
授業概要 |
【目的】
情報システムや組込み製品を含めた全ての工学分野における計画・分析・設計の基礎となる横断的な学問である.この科目では,課題解決プロセスの文脈の中でシステムを捉え,システム開発の上流工程をモデル化して進める分析・設計技法を学習し,実際にシステム仕様書と基本設計書を作成する.
【到達目標】
- システムとは何か説明できる
- 課題解決とシステム開発の関係を説明できる
- システムのモデル化について説明できる
- UMLを用いてモデルを表現できる
- 課題を解決するためのシステムの要求仕様を記述することができる
- 課題を解決するためのシステムを設計をすることができる
【科目の位置付け】
この科目は、教育目標④に対応し、システム開発を理解することを目的とする
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授業計画 |
【授業の方法】
仕様書および設計書を作成し、システムについて説明をする
【日程】
- 第1回 課題解決の基本プロセスとシステム開発 (1)
- 第2回 課題解決の基本プロセスとシステム開発 (2)
- 第3回 システムのモデル化 (1) オブジェクト指向モデル
- 第4回 システムのモデル化 (2) オブジェクト指向モデル
- 第5回 UMLによるモデル化 (1) ユースケース図
- 第6回 UMLによるモデル化 (2) イベントフロー
- 第7回 UMLによるモデル化 (3) アクティビティ図、ステートマシン図
- 第8回 UMLによるモデル化 (4) クラス図、シーケンス図
- 第9回 システム要求仕様書と要件定義書の作成 (1)
- 第10回 システム要求仕様書と要件定義書の作成 (2)
- 第11回 要件定義書のレビュー (1)
- 第12回 要件定義書のレビュー (2)
- 第13回 システム開発の基本設計書作成 (1)
- 第14回 システム開発の基本設計書作成 (2)
- 第15回 システム開発の基本設計書作成 (3)
- 第16回 システム開発の基本設計書作成 (4)
- 第17回 基本設計書のレビュー (1)
- 第18回 基本設計書のレビュー (2)
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成績の評価 |
【基準】
仕様書・設計書が完成していることを基準とする
【方法】
要件定義および基本設計仕様書内容と口頭説明を100点満点で総合的に評価し、60点以上を合格とする
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教科書・参考図書 |
教科書:竹政昭利他:かんたんUML入門,技術評論社,2017年
参考書:渡辺健介:世界一やさしい問題解決の授業,ダンヤモンド社,2017年 |
その他 |
【履修にあたり】
1年次に学習した、課題解決の基本プロセスとUMLを復習しておくこと
【この授業・実習に必要な機材】
特になし
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