科目コード 2031301
科目名
(英語名)
数学
(Mathematics)
対象学科 知能電子システム科
開講時期 1年 前期
担当教員 長澤義博(外部講師)
単位数 2単位
開講形態 講義
授業概要 【目的】
専門科目の履修に必要な数学の基礎を固める。
【到達目標】
  1. いろいろな関数の計算ができ、それぞれのグラフが理解できる。
  2. 関数の極限について理解できる。
  3. 微分の考えが理解でき、いろいろな関数の微分ができる。
  4. 積分の考えが理解でき、いろいろな関数の積分ができる。
  5. 確率分布から平均値と標準偏差を求めることができる。
  6. 統計データの基本的処理と正規分布が理解できる。
【科目の位置付け】
数学の基礎知識を学び、技術者に必要な数学的能力を身に付けるものであり、育成する人材像と教育の重点事項①に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
講義および演習形式で授業を行う。各回の最初に前回の内容の小テストを実施する。
講義では説明のために板書するので、しっかり科目専用ノートに記してもらう。併せて、理解過程を残すためそのノートに演習問題を解く。
【日程】
  • 第1回 三角関数(三角関数の基本公式)
  • 第2回 三角関数(加法定理)
  • 第3回 三角関数(三角関数のグラフ)
  • 第4回 指数関数と対数関数(指数法則と対数の性質)
  • 第5回 指数関数と対数関数(指数関数と対数関数のグラフ)
  • 第6回 関数の極限(関数の極限、不定形の極限)
  • 第7回 微分計算法(微分の考え、関数の和・差・積・商の微分)
  • 第8回 微分計算法(合成関数の微分、主な関数の微分)
  • 第9回 不定積分(不定積分の計算、主な不定積分)
  • 第10回 不定積分(積分計算によく用いられる手法)
  • 第11回 定積分(定積分の考え、定積分の基本的性質)
  • 第12回 定積分(いろいろな定積分)
  • 第13回 確率(確率分布、平均値と分散と標準偏差)
  • 第14回 統計(データ処理、正規分布とその標準化)
  • 第15回 試験と解説
成績の評価 【基準】
毎回実施する小テストを用いて100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
【方法】
小テストを繰返し実施してその平均点で成績を決める。
教科書・参考図書 教科書:電気電子数学入門 森武昭、奥村万規子、武尾英哉 共著 森北出版
その他 【履修にあたり】
各回の授業内容を教科書で簡単に確認した上で授業に臨むこと。特に復習に力点を置いて各回の授業内容の演習問題をその都度解いて次回の小テストに臨むこと。数学は演習問題を繰り返し解いて、慣れてしまうことが肝要である。
【この授業・実習に必要な機材】
教科書および科目専用ノートを準備すること。