科目コード |
2032102 |
科目名 (英語名) |
計測制御工学実習 (Training of Instrumentation and Control Engineering)
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対象学科 |
知能電子システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
船場忠幸 |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
電子機器システムを開発する上で必要な各種センサの特性測定を通して、センサ回路の作成方法や計測制御に必要な基本的な技術を修得する。
【到達目標】
- 計測データを適切に処理できる。
- センサの特性と基本的なセンサ回路が作成できる。
- 実験結果を報告書としてまとめることができる。
【科目の位置付け】
計測制御分野の基礎的な実験・実習方法やデータのまとめ方を学ぶものであり、教育の重点事項①、②、③、知能電子ステム科教育目標①、③、④に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
配付資料に従って実験回路の製作やプログラミング等を行い、電子計測器を操作して測定を行う。また、測定した結果を処理し、実験レポートを作成する。
【日程】
- 第 1 回 計測データ処理とまとめ方の基礎
- 第 2 回 計測用増幅回路
- 第 3 回 光センサ:フォトトランジスタ
- 第 4 回 光センサ:フォトダイオード
- 第 5 回 磁気センサ:MRセンサ
- 第 6 回 超音波センサ
- 第 7 回 計測制御システムプログラミングの基礎(1)
- 第 8 回 計測制御システムプログラミングの基礎(2)
- 第 9 回 音声計測と処理(1)
- 第 10 回 音声計測と処理(2)
- 第 11 回 温度計測システム
- 第 12 回 光センサ応用計測システム
- 第 13 回 アナログ・デジタルI/O制御
- 第 14 回 フィードバック制御システム
- 第 15 回 計測制御応用システム
- 第 16 回 計測制御工学実習まとめ
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成績の評価 |
【基準】
計測制御分野の実験・実習を行って報告書を作成するために必要な知識とスキルを、下記の観点から評価する。
1. 計測制御分野の基本測定法とプログラミング法を理解するとともに、実験用の回路配線・機材配置と電子計測器の基本操作が行えること
2. 適切な条件で実験・実習を行い、実験・実習で得たデータを適切に処理し、レポートとしてまとめることが出来ること
【方法】
総ての実験・実習を行い、それぞれの実験課題に対応するレポートを総て提出し、提出されたレポート全部を合わせて100点満点で評価し、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:堀桂太郎著、図解LabVIEW実習(第2版)、森北出版
教科書:自作テキスト
参考書:田所嘉昭編、電気・電子計測、オーム社 |
その他 |
【履修にあたり】
1. 実験・実習内容について、配付資料を良く読んで、不明な点は整理し質問等を行って明確にしてから実験・実習を開始すること。
2. 実験・実習開始前の補足説明を聞いて実験・実習方法に対する理解を深め、実験操作や手順を間違わないようにすること。
3. 実験・実習中は、安全に配慮しながら慎重に実験を行い、データの取り忘れをしないようにすること。
4. 実験・実習終了後は、速やかにデータ処理とまとめを行い、提出期限までにレポートの提出を行なうこと
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
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