科目コード 2032103
科目名
(英語名)
イメージセンシング実習
(Training of Image Sensing)
対象学科 知能電子システム科
開講時期 2年 前期
担当教員 間宮明
単位数 4単位
開講形態 実習
授業概要 【目的】
本講義では、画像データを処理し活用するために必要な技術について学ぶ。画像センシング技術は近年大きく進歩し、そこには機械学習(AI)の進化が大きく影響している。機械学習による認識技術とあわせ、そのために必要な前処理についても適切に行えるよう、その具体的な手法を学ぶ。
【到達目標】
  1. 各種画像データの構造について説明できる
  2. 画像認識のための前処理を適切に行うことができる
  3. 基本的な画像処理技術を活用したシステムを作成できる
  4. 画像を取り込みながら認識を行うシステムが実現できる
  5. 画像認識に機械学習を活用できる
【科目の位置付け】
ICTの応用技術を学ぶものであり、本校教育・育成の重点事項①、知能電子システム科教育目標②⑤に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
Pythonを用い、実際に画像処理、画像認識プログラムの作成を行いながら理解を深めていく。資料配布、課題提示、課題提出はe-learningを通じて行う。イメージセンシング基礎実習と連動して授業を進める。
【日程】
  • 第1回 はじめてのOpenCV
  • 第2回 画素数、画像解像度、階調数
  • 第3回 画像ファイルフォーマット
  • 第4回 色 間、色変換、
  • 第5回 ヒストグラムの表示、濃度変換
  • 第6回 2値化、閾値処理
  • 第7回 膨張処理、収縮処理、穴埋め処理
  • 第8回 フィルタリング処理、ノイズ除去
  • 第9回 幾何学変換
  • 第10回 特徴抽出
  • 第11回 特徴量の利用(さいころの目の計測)(1)
  • 第12回 特徴量の利用(さいころの目の計測)(2)
  • 第13回 DNNモデルを試す
  • 第14回 物体検出と学習モデルの作成
  • 第15回 Yoloによる物体検出(アノテーション作業)
  • 第16回 Yoloによる物体検出(再学習と評価)
成績の評価 【基準】
基本的な画像処理・認識手法を理解し、それらを手法を組み合わせて利用できるかを評価基準とする。
【方法】
4回のレポート課題(各25点)の合計点で評価し、60点以上を合格点とする
教科書・参考図書 教科書:プリント配布
参考図書:
その他 【履修にあたり】
e-learning上に資料、レポート課題をアップします。レポート提出課題が出た場合は、提出期限までにe-learningから必ず提出(アップロード)してください。イメージセンシング基礎と連動して実習を進めます
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。