科目コード 5011101
科目名
(英語名)
社会基盤工学概論
(Introduction to Civil Engineering)
対象学科 土木エンジニアリング科
開講時期 1年 前期 前半
担当教員 千葉陽子、小笠原基
単位数 2単位
開講形態 講義
授業概要 【目的】
私たちが暮らしているまちには、橋、道路、空港・港湾、河川、公園、上下水道、鉄道などの社会基盤施設があり、快適で便利な生活が営まれている。これらの施設を環境と調和を図り、計画、設計、施工、維持管理を行い、自然災害から人命を守る技術体系を学ぶのが社会基盤工学である。生活を支える社会基盤の役割を修得する。
【到達目標】
  1. 安全快適で持続的な生活を支える社会基盤が、私たちの生活にどのように役立っているか理解する。
  2. 私たちの生活と自然との関わりについて理解し、自然や環境に配慮した持続可能な社会形成の重要性を理解する。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、土木エンジニアリング科教育目標①、⑤に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
スライドを用いた講義を行う。
【日程】
  • 第1回 くらしの中の社会基盤の役割(ガイダンス)
  • 第2回 土木工学の歴史(土木の歴史、土木遺産、土木の偉人)
  • 第3回 くらしの中の社会基盤の役割(学外調査)
  • 第4回 くらしの中の社会基盤の役割(学外調査)
  • 第5回 土木工学に必要な基礎知識(測量、土質)
  • 第6回 土木工学に必要な基礎知識(設計、材料)
  • 第7回 土木工学に必要な基礎知識(施工、維持管理)
  • 第8回 専門土木の基礎知識(道路・鉄道)
  • 第9回 専門土木の基礎知識(橋梁)
  • 第10回 専門土木の基礎知識(トンネル)
  • 第11回 専門土木の基礎知識(河川)
  • 第12回 専門土木の基礎知識(ダム)
  • 第13回 専門土木の基礎知識(港湾・空港)
  • 第14回 生活の中の土木技術(災害、防災)
  • 第15回 生活の中の土木技術(エネルギー、循環型社会)
  • 第16回 土木工学を扱う仕事、将来像(新技術、ICT施工)
成績の評価 【基準】
社会基盤が私たちの生活にどのように役立っているか理解し、自然や環境に配慮した持続可能な社会形成の重要性を理解しているかを基準とする。
【方法】
課題(80点)、授業態度等による評価(20点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 自作プリント
その他 【履修にあたり】
講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、しっかりメモをとること。
講義後は配布資料を見返して復習し、不明な点は質問すること。
課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
紙ファイル