科目コード 5011102
科目名
(英語名)
建設技術
(Construction Technology)
対象学科 土木エンジニアリング科
開講時期 1年 後期
担当教員 墫佳彦
単位数 2単位
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
土木工事の専門土木分野について講義する。
【到達目標】
  1. 鋼橋施工における高力ボルト・溶接について施工および品質管理について理解できる。
  2. 道路工事(路床・路盤・基層・表層・修繕)について理解できる。
  3. 河川工事(築堤・軟弱地盤対策・開削・護岸・根固め)について理解できる。
  4. 鉄道土木工事(施工・保安体制)について理解できる。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、土木エンジニアリング科教育目標①に対応する科目である。
この科目は、一級土木施工管理技術検定(一次試験)取得のための科目である。
授業計画 【授業の方法】
自作テキスト・教科書・問題集・スライドを用いた講義ならびに演習を行う。
毎時間、小テストを実施するとともに、定期的にまとめテストを実施する。
【日程】
  • 第1回  鋼橋における高力ボルトの品質管理上の留意点
  • 第2回  鋼橋における溶接作業の品質管理および施工上の留意点
  • 第3回  アスファルト舗装における路床に関する施工方法
  • 第4回  中間試験と解説
  • 第5回  アスファルト舗装における路盤に関する施工方法
  • 第6回  アスファルト舗装における基層・表層に関する施工方法
  • 第7回  アスファルト舗装における舗装修繕・メンテナンス方法
  • 第8回  中間試験と解説
  • 第9回  河川堤防における盛土施工に関する留意点
  • 第10回 河川堤防における軟弱地盤対策工施工に関する留意点
  • 第11回 河川堤防開削工事における留意点
  • 第12回 河川護岸施工時における留意点および河川護岸根固工における留意点
  • 第13回 中間試験と解説
  • 第14回 鉄道(在来線)の営業線および営業線近接工事の施工上の留意点
  • 第15回 鉄道(在来線)の営業線および営業線近接工事の保安管理体制
  • 第16回 期末試験と解説
成績の評価 【基準】
専門土木(鋼橋工事・道路工事・河川工事・鉄道土木工事)全般について、工法・特徴・留意点について理解しているかを基準とする。
【方法】
定期試験(中間・期末)65%、小テスト25%、平常点10%を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:自作テキスト
プロが教える1級土木施工管理第一次検定 濱田吉也 弘文社
1級土木施工管理技士一次対策問題解説集 建築資料研究者
参考図書
分野別問題解説集 1級土木施工管理技術検定試験 第一次検定 GET研究所
よくわかる鉄道の技術と仕組み 秀和システム
その他 【履修にあたり】
講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、必要事項について漏らさず配布資料に記載・マーキングをすること。
講義が進むごとに定期試験の範囲が広がります。定期試験で間違えた箇所は復習して理解を深め、同じ過ちを二度と繰り返さないように学習すること。
【この授業・実習に必要な機材】
(土木施工法Ⅱで準備した物)
チューブファイル(A4タテ、背幅6cm)2冊
蛍光マーカーペン(複数色)、ボールペン(複数色)
インデックス