科目コード 5011110
科目名
(英語名)
土質力学
(Soil Mechanics)
対象学科 土木エンジニアリング科
開講時期 1年 前期
担当教員 石岡忍
単位数 2単位
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
土木構造物の設計・施工時に必要となる「土」の物理的・力学的知識を修得することを目的とする。
【到達目標】
  1. 土の基本的な性質が理解できる。
  2. 土の締固めが理解できる。
  3. 土中の水の流れが理解できる。
  4. 土に働く力が理解できる。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、土木エンジニアリング科の教育目標①に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書及び自作プリントを用いた講義並びに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 ガイダンス、土の観察方法(屋外)
  • 第2回 土の基本的性質(土の組成、状態の表現)
  • 第3回 土の基本的性質(土の粒度)
  • 第4回 土の基本的性質(土のコンシステンシー)
  • 第5回 土の基本的性質(土の工学的分類)
  • 第6回 土の基本的性質(含水比試験方法)
  • 第7回 土の基本的性質(ボーリングコアの観察方法)
  • 第8回 土の締固め(締固めの機構とその試験方法)
  • 第9回 土の締固め(締固めた土の性質)
  • 第10回 土の締固め(土の種類とその締固め特性)
  • 第11回 中間試験及び解説
  • 第12回 土中の水の流れ(土中水の流れとダルシーの法則)
  • 第13回 土中の水の流れ(透水係数とその測定方法、浸透流量の算定)
  • 第14回 土に働く力(その1)
  • 第15回 土に働く力(その2)
  • 第16回 期末試験及び解説
成績の評価 【基準】
土の物理的、力学的特性が理解できているかを基準とする。
【方法】
平常点(5点)、小テスト及び中間試験(35点)、期末試験(60点)を合計し、100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:土質力学入門(第2版)(三田地利之 著、森北出版社)
その他 【履修にあたり】
各回講義前に、教科書で予習し理解できない内容は整理しておくこと。
講義では穴埋め式の自作プリントを用いるが、自作プリントに記載されている以外の重要と思う事項はノート等に記載すること。
講義後は教科書、自作プリント、ノート等を見返して復習し、不明な点は質問すること。
【この授業・実習に必要な機材】
フラットファイル(A4縦)、関数電卓、定規