科目コード |
5012105 |
科目名 (英語名) |
施工管理実習Ⅰ (Training of Construction Management Ⅰ)
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対象学科 |
土木エンジニアリング科 |
開講時期 |
1年 前期 後半 |
担当教員 |
冨澤渉、墫佳彦 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
「安全管理」をテーマとして実習を行う。実習では安全管理書類作成法や現場(屋外実習場)において実際に各種建設機械や工具類に触れ作業を行うことで「何が危険」なのかを学生自身に考えてもらう実習となります。将来、現場代理人・主任技術者として協力会社(下請会社)や作業員に対して、危険なポイントを理解したうえで指示ができる人材を目指して実習を行う。
【到達目標】
- 建設機械を用いた安全訓練および作業法について理解できる。
- 現場運営において必要不可欠な安全書類の作成ができる。
【科目の位置付け】
建設現場における安全についてその訓練法や作業法についての基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、②、③、⑤,土木エンジニアリング科教育目標①、②、⑥、⑦に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
実習
【日程】
- 第1回 安全書類の作成
- 第2回 危険予知活動の実践方法
- 第3回 刈払い機を用いた安全訓練(管理)①
- 第4回 刈払い機を用いた安全訓練(管理)②
- 第5回 舗装修繕工事における完全訓練と写真管理①
- 第6回 舗装修繕工事における完全訓練と写真管理②
- 第7回 舗装修繕工事における完全訓練と写真管理③
- 第8回 舗装修繕工事における完全訓練と写真管理④
- 第9回 舗装修繕工事における出来形検測と管理①
- 第10回 舗装修繕工事における出来形検測と管理②
- 第11回 舗装修繕工事における舗装展開図の作成と工事金額の積算①
- 第12回 舗装修繕工事における舗装展開図の作成と工事金額の積算②
- 第13回 起工前測量(水準測量)①
- 第14回 起工前測量(水準測量)②
- 第15回 トータルステーションによる測点の逆打ち①
- 第16回 トータルステーションによる測点の逆打ち②
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成績の評価 |
【基準】
全ての授業に出席し、指示された期日までにレポートを提出し、受理され合格された場合のみ単位認定の対象とする。
決められたルール・服装・安全注意事項等の指示を徹底して遵守し、不安全行動をすることなく安全に作業した場合のみ単位認定の対象とする。
【方法】
実習実技の取り組み内容70%、レポート30%を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:自作テキスト |
その他 |
【履修にあたり】
本実習は非常に危険な作業が伴いかつ高額な測量機器を取り扱う実習である。
遅刻を厳しく禁じる。また、建設機械・電動工具による巻き込まれ防止の観点から作業服等はガイダンスで指示したとおり着用すること。
また、炎天下での作業も行われるため、実習前日の睡眠を確実にとり、食事・塩分・水分を取り熱中症対策に注意して参加すること。
安全注意事項は実習ごとに指示を出すので、徹底して遵守すること。守れない場合は、学生の安全確保の観点から実習参加を認めないものとする。
【この授業・実習に必要な機材】
チューブファイル(A4タテ、背幅6cm)1冊
関数電卓、野帳、筆記用具(鉛筆が望ましい)、雨具、防寒具、安全長靴、ヘルメット、
保護手袋、水分 その他必要な保護具は事前に準備する。
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