科目コード 5021102
科目名
(英語名)
コンクリート工学
(Concrete Engineering)
対象学科 土木エンジニアリング科
開講時期 1年 全期
担当教員 千葉陽子
単位数 2単位
開講形態 講義
授業概要 【目的】
主要建設材料であるコンクリートの使用材料、配合、施工、耐久性などの材料の特性及び構造物設計のプロセスやコンクリート構造物の維持管理の重要性について理解する。
【到達目標】
  1. コンクリート構造物の種類について理解できる。
  2. コンクリートの材料について理解できる。
  3. コンクリートの性質について理解できる。
  4. 配合設計について理解できる。
  5. コンクリートの維持管理について理解できる。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、土木エンジニアリング科教育目標の①、⑤に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 コンクリートの歴史
  • 第2回 コンクリート構造物の種類
  • 第3回 コンクリートを構成する主要な材料
  • 第4回 セメント
  • 第5回 骨材
  • 第6回 混和材
  • 第7回 混和剤
  • 第8回 フレッシュコンクリートの性質
  • 第9回 コンクリート製造過程(生コン工場、コンクリート製品工場の見学)
  • 第10回 コンクリートの施工1
  • 第11回 コンクリートの施工2
  • 第12回 各種コンクリート
  • 第13回 コンクリートの強度
  • 第14回 コンクリートの配合設計
  • 第15回 コンクリ-トの耐久性と劣化現象
  • 第16回 まとめと試験
成績の評価 【基準】
コンクリートの使用材料の種類と特性、基本的な力学特性を理解しているかを基準とする。
【方法】
定期試験(70点)、小テスト(10点)、課題(10点)、授業態度等による評価(10点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:コンクリート工学 岩波光保他著 理工図書
その他 【履修にあたり】
講義では、教科書およびスライドをみて理解を深め、しっかりノートをとり、演習を必ず行うこと。
講義後は教科書、ノートを見返して復習すること。
理解できなかった点や疑問に思った点は積極的に質問すること。
課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓、小さい定規、紙ファイル