科目コード |
5021103 |
科目名 (英語名) |
鉄筋コンクリート工学 (Reinfoced Concrete Engineering)
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対象学科 |
土木エンジニアリング科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
千葉陽子 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
鉄筋コンクリート構造の特徴と材料の力学的性質、構造設計法について学ぶことで、構造物設計のプロセスを修得することを目的とする。
【到達目標】
- 鉄筋コンクリート構造(単純梁、逆T型擁壁)の特徴について理解できる。
- 各種設計法について理解できる。
- 許容応力度法による基本的な計算ができる。
- コンクリートの材料特性について理解できる。
- 外力による部材の変化について理解できる。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、土木エンジニアリング科教育目標の①、⑤に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
- 第1回 鉄筋コンクリート概論(材料特性等)
- 第2回 鉄筋コンクリート構造物の設計法
- 第3回 曲げを受ける部材
- 第4回 せん断力を受ける部材
- 第5回 部材名称、鉄筋加工、ひびわれ図、鉄筋配置
- 第6回 構造細目
- 第7回 PC構造
- 第8回 鉄筋コンクリート梁(矩形)の計算(断面二次モーメント)
- 第9回 鉄筋コンクリート梁(矩形)の計算(断面計算)
- 第10回 逆T型擁壁設計①荷重計算(例題)
- 第11回 逆T型擁壁設計②安定計算(例題)
- 第12回 逆T型擁壁設計③断面計算(例題)
- 第13回 逆T型擁壁設計①荷重計算(各自演習)
- 第14回 逆T型擁壁設計②安定計算(各自演習)
- 第15回 逆T型擁壁設計③断面計算(各自演習)
- 第16回 まとめと試験
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成績の評価 |
【基準】
鉄筋コンクリート構造の特徴を理解し、構造物(単純梁、逆T型擁壁)の基本的な設計ができるかを基準とする。
【方法】
定期試験(80点)、課題(10点)、授業態度等による評価(10点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:図説わかるコンクリート構造 井上晋監修 学芸出版社
(その他、自作プリント) |
その他 |
【履修にあたり】
講義では、教科書およびスライドをみて理解を深め、しっかりノートをとり、演習を必ず行うこと。
講義後は教科書、ノートを見返して復習すること。
理解できなかった点や疑問に思った点は積極的に質問すること。
課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
ノート、関数電卓、小さい定規、紙ファイル
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