科目コード 5021105
科目名
(英語名)
土木施工管理Ⅱ
(Civil Engineering Construction Management Ⅱ)
対象学科 土木エンジニアリング科
開講時期 1年 後期
担当教員 墫佳彦
単位数 2単位
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
土木工事の施工管理分野について講義する。
【到達目標】
  1. 建設工事関連施設(電力設備)・建設機械(エンジン)について理解できる。
  2. 品質管理(道路・コンクリート)について理解できる。
  3. 産業廃棄物処理に関する法律等について理解できる。
  4. 設計図書の読解・測量方法について理解できる。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、土木エンジニアリング科教育目標①に対応する科目である。
この科目は、一級土木施工管理技術検定(一次試験)取得のための科目である。
授業計画 【授業の方法】
自作テキスト・教科書・問題集・スライドを用いた講義ならびに演習を行う。
毎時間、小テストを実施するとともに、定期的にまとめテストを実施する。
【日程】
  • 第1回  工事用電力設備に関する留意点
  • 第2回  建設機械用エンジンの種類と特徴
  • 第3回  コンクリート構造物の解体作業の種類と施工上の留意点
  • 第4回  中間試験と解説
  • 第5回  道路のアスファルト舗装の品質管理項目と品質管理試験方法
  • 第6回  道路の路盤・路床における品質管理項目と品質管理試験
  • 第7回  レディミクストコンクリート受入検査項目と合格基準
  • 第8回  中間試験と解説
  • 第9回  鉄筋コンクリート構造における非破壊検査の種類と特徴
  • 第10回 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)
  • 第11回 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
  • 第12回 建設工事に伴う産業廃棄物処理の留意点
  • 第13回 中間試験と解説
  • 第14回 設計図面読解(土積曲線・ボックスカルバート配筋図・L型擁壁配筋図)
  • 第15回 測量方法(トータルステーション・レベル)
  • 第16回 期末試験と解説
成績の評価 【基準】
施工管理(設備・エンジン・品質管理・産業廃棄物・設計図書)全般について、構造・法規・留意点について理解しているかを基準とする。
【方法】
定期試験(中間・期末)65%、小テスト25%、平常点10%を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:自作テキスト
プロが教える1級土木施工管理第一次検定 濱田吉也 弘文社
1級土木施工管理技士一次対策問題解説集 建築資料研究者
参考図書
分野別問題解説集 1級土木施工管理技術検定試験 第一次検定 GET研究所
土木施工の管理学 渡部正 保坂成司 一般財団法人 経済調査会
その他 【履修にあたり】
講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、必要事項について漏らさず配布資料に記載・マーキングをすること。
講義が進むごとに定期試験の範囲が広がります。定期試験で間違えた箇所は復習して理解を深め、同じ過ちを二度と繰り返さないように学習すること。
【この授業・実習に必要な機材】
(土木施工法Ⅱで準備した物)
チューブファイル(A4タテ、背幅6cm)2冊
蛍光マーカーペン(複数色)、ボールペン(複数色)
インデックス