科目コード |
5021108 |
科目名 (英語名) |
土木施工法Ⅱ (Construction Methods for Civil Engineering Ⅱ)
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対象学科 |
土木エンジニアリング科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
墫佳彦 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
土木工事の基礎となる土工・コンクリート・基礎工について講義する。
【到達目標】
- 土工として法面保護工・盛土情報化施工・建設発生土における施工方法および施工における留意点について理解できる。
- コンクリート施工・養生における留意点および側圧の影響について理解できる。
- コンクリート材料における混和剤について理解できる。
- 基礎工として、直接基礎・杭基礎・土留工について、種類・特徴・施工上の留意点について理解できる。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、土木エンジニアリング科教育目標①に対応する科目である。
この科目は、一級土木施工管理技術検定(一次試験)取得のための科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
自作テキスト・教科書・問題集・スライドを用いた講義ならびに演習を行う。
毎時間、小テストを実施するとともに、定期的にまとめテストを実施する。
【日程】
- 第1回 法面保護工の種類と施工手順
- 第2回 盛土情報化施工(ICT施工)における特徴
- 第3回 建設発生土の種類・裏込めにおける留意点
- 第4回 中間試験と解説
- 第5回 コンクリート施工における留意点
- 第6回 コンクリート施工(養生)における留意点
- 第7回 コンクリート材料の種類・特徴・側圧の影響
- 第8回 中間試験と解説
- 第9回 鉄筋組立・鉄筋加工における留意点
- 第10回 基礎工(直接基礎)における留意点
- 第11回 基礎工(杭基礎)既製杭施工(打撃工法)における留意点
- 第12回 基礎工(杭基礎)既製杭施工(中堀杭)における留意点
- 第13回 中間試験と解説
- 第14回 基礎工(場所打ち杭)における留意点
- 第15回 土留工の工法ごとの特徴・留意点
- 第16回 期末試験と解説
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成績の評価 |
【基準】
土木施工(土工・コンクリート・基礎工)全般について、工法・特徴・留意点について理解しているかを基準とする。
【方法】
定期試験(中間・期末)65%、小テスト25%、平常点10%を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:自作テキスト
プロが教える1級土木施工管理第一次検定 濱田吉也 弘文社
1級土木施工管理技士一次対策問題解説集 建築資料研究者
参考図書
分野別問題解説集 1級土木施工管理技術検定試験 第一次検定 GET研究所
施工技術 土工事・コンクリート工事・基礎工事 一般財団法人経済調査会 |
その他 |
【履修にあたり】
講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、必要事項について漏らさず配布資料に記載・マーキングをすること。
講義が進むごとに定期試験の範囲が広がります。定期試験で間違えた箇所は復習して理解を深め、同じ過ちを二度と繰り返さないように学習すること。
【この授業・実習に必要な機材】
チューブファイル(A4タテ、背幅6cm)2冊
蛍光マーカーペン(複数色)、ボールペン(複数色)
インデックス
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