科目コード 5022108
科目名
(英語名)
材料試験Ⅱ
(Material Testing Ⅱ)
対象学科 土木エンジニアリング科
開講時期 2年 前期 前半
担当教員 千葉陽子
単位数 2単位
開講形態 実験
授業概要 【目的】
コンクリートに関連する基礎的事項をそれぞれの装置で実験し、現象を観察し、考察することにより知識を確かなものにする。
【到達目標】
  1. セメント・骨材・コンクリート・鋼材関係の試験について理解できる。
  2. 試験結果を整理し、考察できる。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、③、土木エンジニアリング科教育目標の①、⑦に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
動画、自作プリント(実験手順書)を用いた実習を行う。
【日程】
  • 第1回 骨材のふるい分け試験(細骨材、粗骨材)
  • 第2回 骨材の密度及び吸水率試験(細骨材、粗骨材)
  • 第3回 骨材の微粒分量試験(細骨材、粗骨材)
  • 第4回 コンクリートの配合設計
  • 第5回 コンクリートの受入検査
  •    (スランプ試験、空気量試験、単位容積質量試験、塩化物含有量試験)
  • 第6回 コンクリートの圧縮強度試験
  • 第7回 粗骨材のすりへり試験
  • 第8回 鉄筋の引張強度試験
  • 第9回 セメントの強さ試験
成績の評価 【基準】
材料試験の方法、試験結果の整理・考察について理解できているかを基準とする。
【方法】
平常点(40点)、実験報告書(60点)を合計し、100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:自作プリント(実験手順書)
その他 【履修にあたり】
試験の目的を理解して試験を行うこと。
講義、手順書、動画により理解を深め、メモをとり、手順のとおりに試験を行うこと。
試験後は結果の整理および考察を行い、実験報告書にまとめ提出すること。
実験報告書は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓、紙ファイル、作業服