科目コード |
5031102 |
科目名 (英語名) |
やまがたの地理と地質Ⅰ(土質力学Ⅱ) (Geography & Geology of Yamagata Prefecture Ⅰ)
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対象学科 |
土木エンジニアリング科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
石岡忍 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
土木構造物の設計・施工時に必要となる「土」の力学的知識、山形の地理(地形)及び地質についての知識を修得することを目的とする。
【到達目標】
- 土の圧密が理解できる
- 土のせん断特性が理解できる。
- 土圧が理解できる。
- 土の支持力が理解できる。
- 山形の地形地質が理解できる。
- 地質調査の概要が理解できる。
【科目の位置付け】
土木分野の基礎及び地域課題を学ぶものであり、教育の重点事項①、土木エンジニアリング科の教育目標①、④に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書及び自作プリントを用いた講義並びに演習を行う。
【日程】
- 第1回 土の圧密(飽和粘土の圧密、圧密試験)
- 第2回 土の圧密(圧密沈下量と沈下時間の予測)
- 第3回 土のせん断(土の変形とせん断強さ)
- 第4回 土のせん断(せん断試験、モールの応力円)
- 第5回 中間試験1及び解説
- 第6回 土圧(土圧とは)
- 第7回 土圧(ランキン及びクーロン土圧理論)
- 第8回 基礎の支持力(基礎の種類)
- 第9回 基礎の支持力(基礎の支持力)
- 第10回 中間試験2及び解説
- 第11回 山形の地質形成史及び地質的特徴
- 第12回 地形図の読み
- 第13回 山形の地形的特徴、地形から地質を読む
- 第14回 地質調査の計画
- 第15回 地質調査データの整理方法
- 第16回 期末試験及び解説
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成績の評価 |
【基準】
土の基本的な力学的特性、山形の地形地質、地質調査の概要が理解できているかを基準とする。
【方法】
平常点(5点)、小テスト及び中間試験(35点)、期末試験(60点)を合計し、100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:土質力学入門(第2版)(三田地利之 著、森北出版社) |
その他 |
【履修にあたり】
各回講義前に、教科書で予習し理解できない内容は整理しておくこと。
講義では穴埋め式の自作プリントを用いるが、自作プリントに記載されている以外の重要と思う事項はノート等に記載すること。
講義後は教科書、自作プリント、ノート等を見返して復習し、不明な点は質問すること。
【この授業・実習に必要な機材】
フラットファイル(A4縦)、関数電卓、定規、コンパス、分度器
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