科目コード 3011106
科目名
(英語名)
スクリプト基礎
(Fundamentals of Scripting)
対象学科 情報システム科
開講時期 2年 前期 後半
担当教員 阿部功
単位数 4単位
開講形態 講義, 実習
授業概要 【目的】
サーバサイドスクリプト言語の1つであるPHPを用いたWebアプリケーションの開発手法を修得し、与えられた仕様のもとWebアプリケーションの設計と開発ができることを目指す。
【到達目標】
  1. Webアプリケーション開発環境を準備できること
  2. PHP言語を用いたプログラムを作成できること
  3. MVCモデルに従い、基本的なWebアプリケーションを開発できること
【科目の位置付け】
・本校の教育、育成の重点目標の②に対応し、育成する人材像と教育の重点事項の②、③に対応する
・情報システム科の教育目標の②-(b)に対応する。
・「スクリプト基礎」が関連する主な科目:「プロジェクト型課題実習Ⅰ,Ⅱ」,「情報システムの企画と導入」
授業計画 【授業の方法】
説明する内容や機能ごとに講義と実習を反復する形式で行う。
【日程】
  • 第1回. Webアプリケーション開発の基礎とPHPの概要
  • 第2回. PHPの基礎(変数、算術・文字列演算子)
  • 第3回. PHPの基礎(条件分岐、繰り返し処理と配列)
  • 第4回. PHPとHTMLの共存、別ファイルの読み込み
  • 第5回. 関数
  • 第6回. CSVデータの読み込み、XSS対策、バリデーション
  • 第7回. 簡単なWebアプリの作成
  • 第8回. WebAPIの利用
  • 第9回. データベースの操作
  • 第10回. データベース内容の表示
  • 第11回. データの追加、更新、削除
  • 第12回. ログイン処理とセッション
  • 第13~14回.本格的なWebアプリケーション開発
  • 第15回 Webアプリケーションの公開
  • 第16回. 期末試験とまとめ
成績の評価 【基準】
「授業概要(到達目標)」の各項目が達成されていることを、課題のレポート、筆記試験(期末試験)により示すことが、合格の基準となる。
【方法】
課題レポート(80点)、期末試験(20点)を総合し、合計100点で評価する。60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:初心者からちゃんとしたプロになるPHP基礎入門,柏岡秀男,インプレス
参考書:確かな力が身につくPHP「超」入門 第2版、ソフトバンククリエイティブ
その他 【履修にあたり】
可能であれば自宅で使用しているPCにも授業で使用した実習環境を構築しておくことを勧める。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし