科目コード 3012102
科目名
(英語名)
プログラミング基礎実習
(Fundamental Practice of Programming)
対象学科 情報システム科
開講時期 1年 前期
担当教員 芝田浩
単位数 4単位
開講形態 講義, 実習
授業概要 【目的】
データ分析、AI、Webアプリケーション開発など幅広い分野で使用されているプログラミング言語Pythonを取り上げ、プログラミングの基礎について学ぶ。
【到達目標】
  1. Pythonプログラムの作成、実行ができる。
  2. 基本的な制御構造を用いて、プログラムを作成することができる。
  3. 基本となるデータ構造を理解し、用いることができる。
  4. 関数を定義し、利用ができる。
  5. オブジェクト指向技術で用いるクラス、オブジェクトについて理解し、利用できる。
【科目の位置付け】
アルゴリズムとプログラミングを学ぶものであり、本校の教育・育成の重点目標の①、育成する人材像と教育の重点事項①、②、③、⑦、情報システム科の教育目標①、③に対応する科目である。基本情報技術者試験科目A試験免除認定講座のひとつとしておこなう。
授業計画 【授業の方法】
教科書及びスライドを用いた講義と共に、プログラミングによりコンピュータで動作を確認する。その後、演習の課題に取り組み、プログラムを要求通りに動作させる。
【日程】
  • 第1回:はじめてのPythonプログラミング
  • 第2回:型、変数、算術演算
  • 第3回:文字列、リストの基本、モジュールの利用
  • 第4回:制御構造(条件分岐、論理演算子)
  • 第5,6回:制御構造(処理の繰り返し)
  • 第7回:中間試験とまとめ
  • 第8回:組み込み型とオブジェクト(オブジェクト指向)
  • 第9回:組み込み型とオブジェクト(文字列、リスト、タプル)
  • 第10回:組み込み型とオブジェクト(辞書、セット、基本型の性質)
  • 第11,12回:関数
  • 第13回:クラスの定義
  • 第14回:メソッドの定義
  • 第15回:継承
  • 第16回:期末試験とまとめ
成績の評価 【基準】
授業目標に示した内容に関した課題に対して、正しく動作するプログラムを作成できることを合格基準とする。
【方法】
中間試験(35%)、期末試験(35%)、レポート(30%)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:「Pythonゼロからはじめるプログラミング」三谷純著,翔泳社
その他 【履修にあたり】
2年間のプログラミングの基本となる授業です。ひとつずつ確実に覚えていきましょう。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。