科目コード |
3021105 |
科目名 (英語名) |
プラットフォーム技術 I (Platform Technology I)
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対象学科 |
情報システム科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
大津君彦 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
基礎的なコンピュータの動作とオペレーティングシステムの動きを理解し、LinuxOSの基本的なオペレーションができる。
【到達目標】
- LinuxOSの概要とディストリビューションについて説明する事ができる。
- Linux Standard Base(LSB)の必要性を説明でき、Filesystem Hierarchy Standard(FHS)を理解できる。
- LinuxOSの基礎的な構造を理解し、コマンドによる基本的なオペレーションができる。
- Linuxコマンドによるシステム管理・ネットワーク管理操作ができる。
【科目の位置付け】
LinuxOSの基礎的な構造と基本的なオペレーション・扱い方を学ぶものであり、育成する人材像と養育の重点事項①・②、情報システム科教育目標①・②に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書および自作資料を用いた講義を行う。
【日程】
- 第1回 講義ガイダンス、LinuxOSの基本構造(カーネルとシェル)
- 第2回 ログイン、ログアウト
- 第3回 Linux Standard Base(LSB)とFile Hierarchy Standard(FHS)
- 第4回 ファイルシステム(ファイル、ディレクトリ、パス)
- 第5回 アカウントとグループ管理(ユーザーデータベース)
- 第6回 資源の管理(資源の属性とパーミッション)
- 第7回 プログラムの管理(ジョブ、プロセスの管理)
- 第8回 テキストエディタ(vi)の操作法
- 第9回 LinuxOSのコマンド
- 第10回 コマンドの便利な利用法(標準入・出力、エラー出力、パイプ)
- 第11回 ファイルシステム資源の操作コマンド
- 第12回 システムの操作・管理コマンド
- 第13回 LinuxOSでのネットワーク管理とネットワークコマンド
- 第14回 パッケージ管理
- 第15回 LinuxOSの環境設定
- 第16回 まとめと試験
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成績の評価 |
【基準】
LinuxOSの構造と動作概念を理解し、コマンドによる基本操作と管理操作ができるかを基準とする。
【方法】
期末試験100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:図解Linuxコマンドのツボとコツがゼッタイにわかる本、髙橋隆雄、秀和システム |
その他 |
【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。
講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、すべての操作について必ず演習を行うこと。
講義後は教科書、配布資料を見返して復習し、不明な点は質問すること。
プラットフォーム技術Ⅱにつながり、発展する講義であり、習得したスキルを用いて情報セキュリティ基礎実習での実習が行われる。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし
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