科目コード |
3021106 |
科目名 (英語名) |
プラットフォーム技術Ⅱ (Platform Technology Ⅱ)
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対象学科 |
情報システム科 |
開講時期 |
1年 全期 |
担当教員 |
大津君彦 |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
LinuxOSによる、インターネット/社内ネットワークシステムで活用される主要なサーバサービスを構築するための知識とスキルを身につける。また、サーバサービスを理解し、運用するための機能設計ができる。
【到達目標】
- LinuxOSを用いたサービス基盤(プラットフォーム)について理解し、説明できる。
- LinuxOSを用いたサービス基盤(プラットフォーム)の基本的なオペレーションができる
- LinuxOSを用いて主要なサーバサービスを構築することができる
- LinuxOSを用いて主要なサーバサービスの運用ができる
- 仮想化技術の考え方を理解し、サーバ仮想化技術を活用することができる
【科目の位置付け】
LinuxOSによる仮想化技術を利用したサーバサービス構築義技術を学ぶものであり、育成する人材像と養育の重点事項①・②、情報システム科教育目標①・②に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書および自作資料を用い、仮想化技術を使った実習を行う。
【日程】
- 第1回 講義ガイダンス、LinuxOSの構造と動作
- 第2回 LinuxOSにおけるサーバ機能の仕組み
- 第3回 仮想化技術の基礎
- 第4回 サーバの仮想化
- 第5回 LinuxOSのインストールとネットワーク設定
- 第6回 遠隔ログインサービス SSHサーバーサービスのインストール
- 第7回 遠隔ログインサービス SSHサーバーサービスの運用設定
- 第8回 サーバ構築(遠隔ログインサービス SSHサーバーサービスのセキュリティ設定)
- 第9回 名前解決サービス DNSサーバーサービスのインストール
- 第10回 名前解決サービス DNSサーバーサービスの運用設定
- 第11回 名前解決サービス DNSサーバーサービスのセキュリティ設定
- 第12回 コンテンツ公開サービス WEBサーバーサービスのインストール
- 第13回 コンテンツ公開サービス WEBサーバーサービスの運用設定
- 第14回 コンテンツ公開サービス WEBサーバーサービスのセキュリティ設定
- 第15回 ネットワーク仮想化、サーバ仮想化、コンテナ仮想化、デスクトップ仮想化
- 第16回 まとめと試験
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成績の評価 |
【基準】
LinuxOSを用いたサービス基盤(プラットフォーム)を理解し、OSのインストールからセキュリティを考慮したサーバサービスの運用設定までのサービス設計と構築ができるかを基準とする。
【方法】
期末試験100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:ゼロからわかるLinuxサーバー超入門、小笠原種高、技術評論社
自作資料 |
その他 |
【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。
講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。
プラットフォーム技術Ⅰからつながる講義であり、習得したスキルを用いて情報セキュリティ基礎実習での実習が行われる。プラットフォーム技術Ⅰの教科書および配布資料を併用して講義・演習にあたること。
レポート課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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