科目コード |
3021109 |
科目名 (英語名) |
マルチメディア基礎 (Fundamentals of Multimedia)
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対象学科 |
情報システム科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
村山秀明(外部講師)、斎藤健太(外部講師) |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
講義, 実習 |
授業概要 |
【目的】
マルチメディアとは「文字や数値、静止画像、音声、動画像などの多彩なメディアをコンピュータで処理し、そのデータを通信媒体を用いて送受信する技術の総称」と定義できる。この授業では、Webの製作とビデオ映像の編集について学ぶ。
【到達目標】
- HTMLの知識を身につけ、基本的なホームページを作成できる
- 画像レタッチソフトを利用し静止画像に対して画像処理ができる
- 動画像のファイルフォーマットを理解し、オーサリングできる
【科目の位置付け】
情報分野の基礎を学ぶものであり,育成する人材像と教育の重点事項①,②,情報システム科教育目標①,②に対応する科目である.
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授業計画 |
【授業の方法】
第1回〜第6回,第13回〜第15回はスライドと板書を用いて説明する.また授業ごとに課題を提示する(村山先生)
第7回〜第12回は 「1分程度の産技短プロモーション映像を制作する」を課題として、グループ分けをおこない、校舎敷地内での撮影、ならびに映像編集をおこなう。最終週には各グループに完成作品のプレゼンテーションをしてもらう(斎藤先生)
【日程】
- 第1回 WEBの基礎/HTMLの基本
- 第2回 HTMLの構造と画像などのビジュアル情報の配置
- 第3回 CSSの基礎とHTMLへの設定方法
- 第4回 HTMLとCSSでレイアウトをつくる1(flaost/ Flexbox)
- 第5回 HTMLとCSSでレイアウトをつくる2(Gridレイアウト)
- 第6回 画像について、画像フォーマットと役割。画像の色調補正・大きさの変更と解像度の関係
- 第7回 本演習の主旨説明、ならびにグループ分け、セクション決め。簡単なロケハンをおこなう。
- 第8回 撮影開始。校舎敷地内に限定し、各班で動画撮影をおこなう。
- 第9回 撮影予備日。天候やスケジュールなどで前週撮りきれなかったカットを撮影。編集のプロセスも説明する。
- 第10回 編集開始。音楽班、動画班などに分かれて作業をおこなう。
- 第11回 編集日。補足が必要なシーンの追加撮影などもこの週におこなう。
- 第12回 納品ならびにプレゼンテーション。最終仕上げ(ポストプロダクション)をおこない、各班に作品を発表してもらう。
- 第13回 画像レタッチソフトを使った画像処理
- 第14回 WEBサイトの企画とデザイン/スマーフォンなどの端末に合わせた設定
- 第15回 WEBサイトの実装(まとめ)
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成績の評価 |
【基準】
授業ごとに提示する課題の提出で評価する。課題は小テストの場合もある。(村山先生)
各班ごとに監督や編集、カメラマンなど業務を振り分ける。個々人が創意工夫を持って役割に取り組んだか、共同作業にどのような形で貢献したか、演習の目的を理解しているかなどを評価の基準とする。(斎藤先生)
【方法】
授業ごとの提示する課題・製作物(提出物)(100点)で評価を行う(村山先生)
基本的には完成した作品をベースに評価する(100点)。加えてプレゼンの際に本人から「どのような点を工夫したか、どのような点に苦労したか」をヒアリングし、授業の理解度を確認する。(斎藤先生)
お二人の先生の評価の平均点(100点)を成績評価とし,60点以上を合格とする.
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教科書・参考図書 |
教科書:1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座[第2版] |
その他 |
【履修にあたり】
第7回〜第12回の授業形式は実習が主体となる。使用する機材は学校で貸し出すものを基本とするが、
個人所有の機材を用いたい場合は(講師への確認を経て)基本的に使用してもよい。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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