科目コード |
3022101 |
科目名 (英語名) |
UML基礎 (Fundamentals of Unified Modeling Language)
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対象学科 |
情報システム科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
阿部功 |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
UML(UnifiedModelingLanguage)はオブジェクト指向技術を用いたプログラム設計モデルを記述する世界標準言語である。ここではUMLの書法を学び、UMLで定義された各種ダイヤグラムを用いたオブジェクト指向システム分析、システム設計技法の基本を習得する。
【到達目標】
- UMLとその図について意味を理解できる
- ソースプログラムとUMLの対応を理解できる
- UMLで記述された簡単なプログラム仕様をプログラミング言語(Python)で実装できる
- システム開発におけるUMLの活用方法を理解できる
【科目の位置付け】
システム設計の基礎を学ぶものであり、本校の教育・育成の重点目標の①、育成する人材像と教育の重点事項①、②、③、⑦、情報システム科の教育目標①、③に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書及びスライドを用いた講義と共に、UMLソフトを使用し設計図を描画する。その後、各種演習の課題に沿った図を描画する。
【日程】
- 第1回 UMLとは何か
- 第2回 オブジェクト指向によるプログラミングとUML
- 第3回 UMLの図の種類と分類
- 第4回 ユースケース図
- 第5回 オブジェクト図
- 第6回 クラス図
- 第7回 シーケンス図
- 第8回 コミュニケーション図
- 第9回 アクティビティ図
- 第10回 システム開発工程とUMLの活用
- 第11~12回 UMLを使ったシステム設計
- 第13~15回 UML設計図を元にしたシステム開発
- 第16回 期末試験とまとめ
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成績の評価 |
【基準】
授業目標に示した内容を理解した上で、課題に対するUML図を作成できることを合格基準とする。
【方法】
期末試験(50%)、レポート(50%)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:かんたんUML入門、技術評論社 |
その他 |
【履修にあたり】
1年前期のプログラミング基礎実習で習得したPyhonを使用するため、授業開始前までに復習しておくことを勧める。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし
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