科目コード |
3022102 |
科目名 (英語名) |
ソフトウエア開発とテスト技法 (Software Development and Testing Method)
|
対象学科 |
情報システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
阿部功、大津君彦 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 実習 |
授業概要 |
【目的】
高品質なソフトウエアの開発にはテスト工程は欠かせない。テストを効率的に行うための各種の手法とツールの使用法を学ぶ。また、チームでシステム開発を行う際の基本的なツールの活用法などを学習する。
【到達目標】
- テストケースの洗い出しができる
- プログラム品質を計る手法を理解し活用できる
- テスティングフレームワークを活用できる
- 単体テスト、結合テスト、システムテストを実施できる
- チームでソフトウェアの開発ができる
【科目の位置付け】
ソフトウェア開発方法とそのテスト方法の基礎を学ぶものであり、本校の教育・育成の重点目標の①、育成する人材像と教育の重点事項①、②、③、⑦、情報システム科の教育目標①、③に対応する科目である。
|
授業計画 |
【授業の方法】
教科書及びスライドを用いた講義と共に、Pythonのプログラムを作成し、それをテストする方法を学習する。その後、各種演習の課題に沿ったテスト関連の図表や課題の解答を検討することで理解を深める。
【日程】
- 第1回 ソフトウェア開発におけるテスト、開発工程とテスト
- 第2回 同値分割法,境界値分析
- 第3回 デシジョンテーブル
- 第4回 状態遷移
- 第5回 組合せテスト
- 第6回 テストコードのプログラミング(単体テスト)
- 第7回 テストコードのプログラミング(UIテスト)
- 第8回 モック,スタブ
- 第9回 品質評価
- 第10回 チームでの開発
- 第11~15回 バージョン管理
- 第16回 期末試験とまとめ
|
成績の評価 |
【基準】
授業目標に示した内容を理解した上で、課題に対する解答を作成できることを合格基準とする。
【方法】
期末試験(50%)、レポート(50%)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
|
教科書・参考図書 |
教科書:この1冊でよくわかるソフトウェアテストの教科書[増補改訂第2版」、布施昌弘他、SBクリエイティブ
参考書:ソフトウェアテスト技法練習帳~知識を経験に変える40問、梅津正洋他、技術評論社 |
その他 |
【履修にあたり】
特になし。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
|