科目コード |
3031104 |
科目名 (英語名) |
ヒューマンインターフェース (Human Interafce)
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対象学科 |
情報システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
北村洸(外部講師) |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
ヒューマンインターフェースとは人間とコンピュータの接続部を意味するものであり、両者の相互作用に関する技術分野である。アプリケーションソフトウェアやシステムの開発・評価・配置・運用において利用者の立場に立って考えることが重要な要素の一つとなる。この講義では、各種コンテンツを含んだソフトウェア/システムにおいて、ユーザビリティ・アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン等の主にヒューマンインターフェースのソフトウェア技術領域に関する知識について説明し、活用者の視点を考慮したシステム開発から運用に至るまでに必要となる知識・技術の習得を目指す。
【到達目標】
- 現代のヒューマンインターフェースの考え方について説明できる。
- ヒューマンインターフェースの課題を理解し、解決するための発案ができる。
- ユーズウェアの概念について理解し、説明できる。
- システムを使用する際のユーザのタスク分析を行うことができる。
- インターフェースデザインの重要性を理解し、簡単な評価を行うことができる。
- アクセシビリティの評価手法を理解し、簡単な評価を行うことができる。
- ユーザビリティの評価手法を理解し、簡単な評価を行うことができる。
- ユニバーサルデザインの考え方を理解し、考慮したシステムについて説明できる。
【科目の位置付け】
情報分野の基礎を学ぶものであり,育成する人材像と教育の重点事項①,②,情報システム科教育目標①,②に対応する科目である.
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授業計画 |
【授業の方法】
授業は基本的にこちらで用意したスライドで進めていきます。
授業後半からFigma・Studioを使用したデザイン演習を行っていきます。
【日程】
- 第1回 ガイダンス / デザインとは
- 第2回 【インターフェースデザイン概論】インターフェース / インターフェースデザインとは
- 第3回 【インターフェースデザイン概論】インタラクションの基本原則 1
- 第4回 【インターフェースデザイン概論】インタラクションの基本原則 2
- 第5回 【インターフェースデザイン概論】インタラクションの思考
- 第6回 【UIデザイン演習】Figma / Studioのチュートリアル
- 第7回 【UIデザイン演習】図形を作る
- 第8回 【UIデザイン演習】情報の整理
- 第9回 【UIデザイン演習】ディレクトリリスト
- 第10回 【UIデザイン演習】ワイヤーフレーム
- 第11回 【UIデザイン演習】UIデザインの変遷
- 第12回 【UIデザイン演習】デザイン模写
- 第13回 【UIデザイン演習】デザイン制作
- 第14回 【UIデザイン演習】最終課題制作
- 第15回 【UIデザイン演習】フィードバック
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成績の評価 |
【基準】
それぞれ授業内で行ったインターフェースの考え方や情報のまとめ方、スムーズに使うことができるUIを制作することができたかを判断基準とする。
【方法】
評価の比重は下記の通り。
■レポート課題 / デザイン演習課題(30%)→ 提示したレポート内容をしっかりと期限内に提出したか。
■最終課題(70%)→ インターフェースの原則に則ったUIデザインが表現できているか。
この項目を合計し,100点満点で成績評価を行い,60点以上を合格とする.
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教科書・参考図書 |
推薦図書(購入は絶対ではない。授業と併用することで理解が深まる参考書の役割)
・融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論|渡邊恵太 (著)
・誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論|D. A. ノーマン (著) |
その他 |
【履修にあたり】
日常生活を送るなかで使用する様々なシステム、ソフトウェア、コンテンツを考察し、使いやすさとは何かを考えてほしい
【この授業・実習に必要な機材】
特になし
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