科目コード |
4011104 |
科目名 (英語名) |
環境工学 (Environmental Engineering)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
押切 剛伸 |
単位数 |
2 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
現在深刻な問題を抱えている室内および屋外の環境問題について、これらの諸問題を解決するための測定方法並びに処理対策技術について学ぶ。
【到達目標】
- 現代社会の環境問題について幅広く理解できるようになること。
- BOD(生物化学的酸素要求量)負荷計算ができるようになること。
- 上水および下水処理の一般的知識を習得すること。
- 音環境に関する基礎を理解できるようになること。
- 音の合成計算ができるようになること。
- 音の遮音吸音技術について理解できるようになること。
【科目の位置付け】
建築に関わる環境について、建物から発生する汚濁物質についての浄化技術などの汚濁防止技術と、建物に侵入する環境騒音の防止技術を工学的視点から考察できる事を目的とする。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに実習を行う。
【日程】
- 第1回 オリエンテーション
- 第2回 音の物理的特性
- 第3回 対数関数と音の合成
- 第4回 騒音測定
- 第5回 建物の構造と残響特性
- 第6回 水の物理的性質
- 第7回 水の化学的性質
- 第8回 水の汚濁指標(BOD,COD.SS)
- 第9回 下水汚水処理におけるBOD特性
- 第10回 浄水処理技術
- 第11回 配水方法
- 第12回 BOD負荷の計算法
- 第13回 下水処理技術
- 第14回 浄化槽
- 第15回 試験
- 第16回 まとめと試験結果説明
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成績の評価 |
【基準】
課題提出状況と期末試験を持って単位認定とする。
【方法】
期末試験(70点)、課題提出(30点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:生活環境学 改訂版、岩田利枝他、学芸出版社 |
その他 |
【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。
講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。
講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。
レポート課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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