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科目コード 4011108
科目名
(英語名)
建築材料
(Building Material)
対象学科 建築環境システム科
開講時期 1年 前期
担当教員 江川嘉幸
単位数 2単位
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
建築物を構成する材料の種類と機能、その用途について講義する。
【到達目標】
  1. 木材の基本的な特徴と強度特性が理解できる。
  2. 木質材料の種類と特徴が理解できる。
  3. セメントの種類と硬化過程が理解できる。
  4. コンクリートの構成材料と強度特性が理解できる。
  5. 鋼材の基本的な特徴と強度特性が理解できる。
  6. 各種仕上げ材料、機能性材料の種類と特徴が理解できる。
【科目の位置付け】
建築分野の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、建築環境システム科教育目標①、②に対応する科目である。この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 建築材料の役割と歴史
  • 第2回 木材の概要と特徴
  • 第3回 木材の強度特性
  • 第4回 木質材料の種類と特徴
  • 第5回 鋼材の種類と特徴
  • 第6回 鋼材の強度特性
  • 第7回 セメントの種類と特徴、硬化過程
  • 第8回 コンクリートの構成材料
  • 第9回 コンクリートの強度と調合設計法
  • 第10回 石材、ガラス材料
  • 第11回 プラスチック、塗料、接着剤
  • 第12回 屋根材料、防水材料
  • 第13回 左官材料、焼成材料
  • 第14回 リサイクル材料、機能性材料
  • 第15回 断熱材
  • 第16回 まとめと試験
成績の評価 【基準】
建築材料の種類と特徴、基本的な力学特性を理解しているかを基準とする。
【方法】
期末試験(70点)、レポート(30点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:図説建築材料、武田雄二・西脇進・鷲見勇平、学芸出版
参考図書:建築仕上材料と技術の知識、中山 実・他、鹿島出版会
その他 【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。レポート課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。