科目コード |
4011109 |
科目名 (英語名) |
建築設備概論 (Introductin to Architectural Environment Control System)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
1年 前期 前半 |
担当教員 |
堤和司 |
単位数 |
1単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
建築設備は、建物を造りあげていく上で、意匠(デザイン)・構造と並んで極めて重要な分野である。本科の主流を成す建築設備について、それぞれの専門(空気調和・給排水衛生・電気など)を学ぶ前段階として、基本的な知識を習得し、大まかに捉えることにより、建築設備に対する関心と興味を抱かせることを目的とする。
【到達目標】
- 建設業の特色や業界の概要を説明できる。
- 建築設備の範囲や環境との関わりについて説明できる。
- 建物の各機能について、人間のそれと比較できる。
- 空気調和設備と給排水衛生設備の歴史について説明できる。
- 一番身近な住宅の設備について説明できる。
- 空気調和設備と給排水衛生設備、その他の設備の概要について説明できる。
【科目の位置付け】
建築設備分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点項目①、建築環境システム科教育目標①④に対応する科目である。
この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
基本となるプレゼンによる説明・解説に、建設業の最新データや関連資料を配布して補いながら講義を行う。
【日程】
- 第1回 建設業の特色と建設業界
- 第2回 環境要素と建築設備
- 第3回 建築設備の範囲
- 第4回 建築設備の歴史
- 第5回 住宅の設備
- 第6回 空気調和設備の概要
- 第7回 給排水衛生設備の概要
- 第8回 試験と解説 まとめ
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成績の評価 |
【基準】
毎日接しているにも拘らず、これまでの生活であまり意識してこなかった建築設備について、その概要を理解しているかを基準とする。
【方法】
試験(80点)、レポート(20点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:使用しない
参考図書:図解 空調・給排水の大百科、空気調和・衛生工学会、オーム社 |
その他 |
【履修にあたり】
毎日生活している中で、ごく身近にある設備について興味・関心をもって眺めてみよう。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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