科目コード |
4011111 |
科目名 (英語名) |
仕様及び積算 (Building Equipments Specifications and Estimation)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
2年 後期 前半 |
担当教員 |
堤和司 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
建築工事及び設備工事に関する標準的な仕様と積算方法の基本を学び、図面から器具や材料を拾い、基本的な内訳書・見積書の作成方法を習得する。
【到達目標】
- 建築及び設備の基本的な仕様について理解できる。
- 図面から器具や材料の拾いができる。
- 拾った器具や材料について、項目毎に集計ができる。
- 単価表から基本的なデータを読み取ることができる。
- 歩掛りについての考え方が理解できる。
- 基本的な物件の内訳書・見積書作成ができる。
【科目の位置付け】
建築分野・設備分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点項目①、建築環境システム科教育目標①②に対応する科目である。
この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
配布資料を用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
- 第1回 概要(工事費の構成と各種単価)
- 第2回 標準仕様書と内訳書の説明
- 第3回 特記仕様書と積算対象図面の見方
- 第4回 拾い方の説明と演習
- 第5回 拾い表と集計表
- 第6回 単価表(材料・労務・歩掛かり)の見方
- 第7回 積み上げ方式の説明と演習
- 第8回 複合単価方式の説明と演習
- 第9回~第14回 内訳書作成(各項目事に図面からの拾い、集計、内訳)
- 第15回~第16回 見積書の作成、まとめ
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成績の評価 |
【基準】
設計図書からの拾い・集計作業、及び物件の内訳書・見積書作成の基本的な知識を理解しているかを基準とする。
【方法】
演習課題や見積書提出により100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:改訂版 初めての建築積算、「建築のテキスト」編集委員会、学芸出版社
配布資料:設計図書(設計図、特記仕様書)、各種書式表、公共標準仕様書他
参考図書:機械設備工事積算実務マニュアル、全日出版社 |
その他 |
【履修にあたり】
常に“コスト感覚”を意識すること。
【この授業・実習に必要な機材】
三角スケール、電卓、マーカーペン
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