科目コード |
4011113 |
科目名 (英語名) |
安全衛生工学 (Safety and Sanitation Engineering)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
江川 嘉幸、押切 剛伸、堤 和司、粕谷佐一(外部講師) |
単位数 |
2 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
建設業では「安全は全てに優先する」と言われており、5大管理(品質・コスト・工程・安全・環境)の中でも重要項目となっている。しかし、他産業と比べると災害発生数は多くなっており、墜落・転落など重い災害の割合が高くなっている。安全に作業を行うための健康管理・作業環境・作業に対する心得など、各工事における安全衛生に関する基本的な知識・技術・技能を習得する。
【到達目標】
- 建設業における安全衛生の基本について説明できる
- 建設業における労働災害の概要を説明できる
- 建築工事における安全衛生について説明できる
- 建築設備工事における安全衛生について説明できる
- 電気設備工事における安全衛生について説明できる
- 有害ガス・引火性液体に関する安全衛生について説明できる
- 酸素欠乏危険作業について説明できる
- 足場に関する安全管理について説明できる
【科目の位置付け】
人命に関わる建築工事、管工事、電気設備工事、それらに関係する引火性液体・ガスの取り扱い並びに酸素欠乏等危険作業に関わる知識を身につけることを目的とする。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに実習を行う。
【日程】
- 第1回 建設業における安全衛生の基本1
- 第2回 建設業における安全衛生の基本2
- 第3回 建設業における労働災害の原因と傾向1
- 第4回 建設業における労働災害の原因と傾向2
- 第5回 建築工事における安全衛生1
- 第6回 建築工事における安全衛生2
- 第7回 建築設備工事における安全衛生1
- 第8回 建築設備工事における安全衛生2
- 第9回 電気設備工事における安全衛生1
- 第10回 電気設備工事における安全衛生2
- 第11回 電気設備工事における安全衛生3
- 第12回 薬品・有害ガス・引火性液体の取り扱いに関する安全衛生
- 第13回 酸素欠乏・硫化水素危険作業に関する安全衛生
- 第14回 足場に関する安全管理(足場組立実習)1
- 第15回 足場に関する安全管理(足場組立実習)2
- 第16回 足場に関する安全管理(足場組立実習)3
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成績の評価 |
【基準】
安全衛生に関わる知識をを理解し、安全作業を行えるかを指標とする。
【方法】
期末試験(70点)、課題(30点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:
参考図書: 安全衛生 (社)雇用問題研究会
安全指示をうまく伝える方法 高木元也 労働調査会 |
その他 |
【履修にあたり】
人命に関わる事象であるため、何事にも「安全第一」を常に心がけること。
【この授業・実習に必要な機材】
足場組立実習では作業服・安全靴着用。
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