科目コード 4011114
科目名
(英語名)
法規
(Building Regulations)
対象学科 建築環境システム科
開講時期 2年 後期
担当教員 後藤敬一郎(外部講師)
単位数 2単位
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
建築物を設計、施工する際に守らなければならない諸法規について、その読み方、活用の仕方を理解し、実際の建築に適合できるように、基本的な内容を中心に解説する。
【到達目標】
  1. 建築関連法規の体系を理解できる。
  2. 法令集の用語と解釈を理解できる。
  3. 敷地・面積・高さの基準を理解できる。
  4. 採光・換気に関する基準を理解できる。
  5. 都市計画区域の建築物の形態制限について理解できる。
  6. 防火制限と内装制限について理解できる。
【科目の位置付け】
建築分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①、建築環境システム科教育目標①に対応する科目である。この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 建築関連法規の体系、法令用語の読み方
  • 第2回 建築基準法の基本定義(用語の定義)
  • 第3回 建築基準法に関わる手続き
  • 第4回 建築基準法の一部が適用されない建築物
  • 第5回 敷地・面積・高さについて
  • 第6回 採光に関する基準
  • 第7回 換気に関する基準
  • 第8回 構造に関する基準
  • 第9回 設備に関する基準
  • 第10回 都市計画区域、道路の定義
  • 第11回 用途地域による建築制限
  • 第12回 面積の制限
  • 第13回 高さの制限
  • 第14回 防火制限と内装制限
  • 第15回 まとめと試験
成績の評価 【基準】
建築関連法規の体系や法令集の用語と解釈を理解しているかを基準とする。
【方法】
期末試験(100点満点)で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:建築基準法関係法令集、建築資料研究社・日建学院編
図説 やさしい建築法規、今村 仁美、田中 美都 著、学芸出版社
参考図書:
その他 【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。レポート課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。