科目コード |
4011116 |
科目名 (英語名) |
構造力学 Ⅰ (Structural Mechanics Ⅰ)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
1年 後期 後半 |
担当教員 |
江川嘉幸 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
静定構造物を対象に安全な建築物を造り上げるために必要な建築構造力学の基本と応力解析について学ぶ。
【到達目標】
- 力の表現方法、力の合成と分解方法を理解できる。
- 力のつり合い条件を理解できる。
- 静定構造物の反力を算定できる。
- 静定構造物の応力を算定し応力図を描くことができる。
- 静定トラスの応力を算定できる。
- 断面の性質を理解できる。
- 応力度を算定できる。
- 許容応力度設計の基本を理解できる。
【科目の位置付け】
建築分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①、建築環境システム科教育目標①に対応する科目である。この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに、板書による演習問題の解説を行う。
【日程】
- 第1回 力の表現方法、力の合成と分解
- 第2回 力のつり合い、構造物の支点と反力
- 第3回 静定梁の反力
- 第4回 静定ラーメンの反力
- 第5回 部材に生じる力
- 第6回 静定梁の応力と応力図
- 第7回 静定ラーメンの応力と応力図
- 第8回 静定トラスの解法
- 第9回 断面の性質1(図心と断面1次モーメント)
- 第10回 断面の性質2(断面2次モーメント、断面係数)
- 第11回 応力度
- 第12回 許容応力度
- 第13回 応力度の組み合わせ
- 第14回 たわみ・たわみ角
- 第15回 課題演習
- 第16回 まとめと試験
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成績の評価 |
【基準】
静定構造物の反力、応力の算定方法、断面の性質を理解し、応力度の算定方法を理解しているかを基準とする。
【方法】
期末試験(70点)、レポート(30点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:図説 建築構造力学、浅沼清昭(著)、学芸出版社
参考図書: |
その他 |
【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。レポート課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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