科目コード |
4012102 |
科目名 (英語名) |
環境工学実験 II (Experiment of Environmental Engineering II)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
押切 剛伸 |
単位数 |
4 |
開講形態 |
実験 |
授業概要 |
【目的】
建築環境システム科に関わる屋内及び屋外の環境測定ならびに熱、光、色彩、エネルギーなどの概念を理解するための基礎的実験方法について学ぶ
【到達目標】
- 基本的な音の測定ができるようになること。
- 定量的なデータ計算ができるようになること。
- 各種環境測定機器を使用できるようなること。
- 基礎的な色彩の理論について理解できるようになること。
- 基礎的なエネルギー効率の計算ができるようなること。
【科目の位置付け】
建築及び建築設備に関わる室内および屋外環境の測定計測ならびに音、光、色彩やエネルギーについてを実験を通して理解することを目的とする。
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授業計画 |
【授業の方法】
実験をとおして理論計算と実測値との差異を考察し、実験後毎週レポートを提出。
【日程】
- 第1回 オリエンテーション
- 第2回 BODの測定と計算
- 第3回 濁度測定
- 第4回 太陽光パネルの発電効率
- 第5回 燃料電池の発電効率
- 第6回 ガラスサッシを用いたコインシデンス効果の測定
- 第7回 照明色温度の測定
- 第8回 昼光率の測定
- 第9回 建築外壁の色度測定L*a*b*表色系
- 第10回 n-ヘキサン抽出物質量測定
- 第11回 SS(浮遊物質量測定)
- 第12回 人工照明の照度と照度分布測定
- 第13回 均斉度の測定
- 第14回 凝集処理と濁度測定
- 第15回 水道水中の硬度と鉄分濃度測定
- 第16回 まとめ
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成績の評価 |
【基準】
レポートによる評価70点、グループ実験における実験態度の積極性30点。
【方法】
レポートによる評価70点、グループ実験における実験態度の積極性30点合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:環境化学 化学実験テキスト協会編、産業図書
建築環境工学実験用教材、丸善 |
その他 |
【履修にあたり】
実験書を当日までによく読んで実験内容を理解したうえで、当日の実験を行うこと。
【この授業・実習に必要な機材】
実験中衣服等が汚れる可能性があるため、汚れてもいいような衣服で実験を行うようにしてください。
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