科目コード |
4012104 |
科目名 (英語名) |
建築製図 I (Architectural Drawing I)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
大場徳一郎(外部講師) |
単位数 |
4単位(建築士試験指定科目としての単位数:2単位) |
開講形態 |
講義, 実習 |
授業概要 |
【目的】
建築設計の基本プロセスと図面の種類や製図方法についての基礎知識と、設計製図技術の基礎を身につける。
【到達目標】
- 建築設計の基本プロセスと図面の種類が理解できる。
- 製図用具の使用方法を理解し、正しい手順で図面が書ける。
- JIS製図通則に従って建築図面を書くことができる。
- 建築の空間体験を通じ、リアルな建築のスケール感を身に付ける。
【科目の位置付け】
建築図面の製図方法の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①、建築環境システム科教育目標①に対応する科目である。
この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
製図用具の使用方法や建築図面の製図方法の基本を説明し、製図室に備え付けのドラフターを使用して教科書のトレース課題の製図を行う。
【日程】
- 第1回 製図用具の使い方、建築製図通則、線の引き方、レポート課題(部屋の採寸と起し絵)
- 第2回 設計のプロセス、図面の種類、縮尺、建築図面トレース課題(RC造:1階平面図)、レポート課題(住宅作品のトレースと感想)
- 第3回 建築図面トレース課題(RC造:2階平面図)
- 第4回 建築図面トレース課題(RC造:断面図、立面図)
- 第5回 建築図面トレース課題(RC造:矩計図-1)
- 第6回 建築図面トレース課題(RC造:矩計図-2)
- 第7回 木造住宅の図面概要、建築図面トレース課題(木造住宅:配置図兼1階平面図-1)
- 第8回 建築図面トレース課題(木造住宅:配置図兼1階平面図-2)
- 第9回 建築図面トレース課題(木造住宅:2階平面図)
- 第10回 建築図面トレース課題(木造住宅:断面図)
- 第11回 建築図面トレース課題(木造住宅:立面図)
- 第12回 建築図面トレース課題(木造住宅:矩計図-1)
- 第13回 建築図面トレース課題(木造住宅:矩計図-2)
- 第14回 建築図面トレース課題(木造住宅:展開図、建具表)
- 第15回 透視図法の種類と描き方、透視図法練習課題(二点透視図、一点透視図)
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成績の評価 |
【基準】
課題図面の提出内容、レポート課題の提出内容から建築図面の種類と製図方法を理解しているかを基準とする。
【方法】
全ての課題図面、レポート課題の提出が成績評価の要件である。各課題を100点満点で評価し、その平均が60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:超入門 建築製図 小西敏正 編著 市ヶ谷出版社
参考図書:授業で指示する場合がある |
その他 |
【履修にあたり】
⽇頃から建築やインテリアに関する書籍・雑誌等に目を通すとともに、身近な建築空間の寸法を意識し、採寸することを⼼がけてください。
【この授業・実習に必要な機材】
製図用具
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