科目コード 4021108
科目名
(英語名)
省エネルギー工学
(Energy Saving Engineering)
対象学科 建築環境システム科
開講時期 2年 前期
担当教員 押切 剛伸
単位数 2
開講形態 講義
授業概要 【目的】
現在地球規模の環境汚染や化石燃料枯渇が懸念されているが、我が国はエネルギー供給の大部分を海外に頼らざるを得ない現実と向き合い、エネルギー使用量削減のための省エネルギー技術についての見識を深め、エネルギー管理士資格受験の基礎となる知識を習得することを目的とする。
【到達目標】
  1. 建築物に関わる省エネルギー法について理解すること。
  2. 現在のエネルギー情勢について理解すること。
  3. 従来エネルギーおよび新エネルギー源について理解すること。
  4. 各種燃料の燃焼特性について理解すること。
  5. 簡単な省エネルギー計算ができるようになること。
  6. 住宅の省エネルギー基準の概要について理解すること。
【科目の位置付け】
建築および建築設備に求められる省エネルギー技術と計算方法について学ぶ。
授業計画 【授業の方法】
スライドを用いた講義を行う。適時計算課題を講義中に行う。
【日程】
  • 第1回 省エネルギー概論
  • 第2回 建物の省エネルギー技術
  • 第3回 電気設備の省エネルギー技術
  • 第4回 照明設備の省エネルギー技術
  • 第5回 空調設備の省エネルギー技術
  • 第6回 熱利用設備、給排水衛生設備の省エネルギー
  • 第7回 建物の省エネルギー基準、ZEH基準
  • 第8回 熱貫流量の計算
  • 第9回 建物の断熱性能と気密性能
  • 第10回 省エネルギー法の概要
  • 第11回 エネルギー情勢およびエネルギー政策
  • 第12回 エネルギーに関わる環境問題
  • 第13回 化石燃料と燃焼
  • 第14回 新エネルギー
  • 第15回 バイオマスエネルギー
  • 第16回 試験および試験解答
成績の評価 【基準】
課題提出状況と期末試験を持って単位認定とする。
【方法】
期末試験(70点)、課題提出(30点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:
その他 【履修にあたり】
特になし
【この授業・実習に必要な機材】
特になし