科目コード 4021124
科目名
(英語名)
建築構造 Ⅱ
(Building structure Ⅱ)
対象学科 建築環境システム科
開講時期 2年 前期
担当教員 江川嘉幸
単位数 2単位
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
鉄骨構造、鉄筋コンクリート構造、その他の躯体構造の構造形式と各部の仕上げ構法を学ぶ。
【到達目標】
  1. 鉄骨構造の構造形式と各部の構造の基本が理解できる。
  2. 鉄筋コンクリート構造の構造形式と各部の構造の基本が理解できる。
  3. その他の躯体構造の構造形式の基本が理解できる。
  4. 各部の仕上げ構法の基本が理解できる。
  5. 断熱構法の基本が理解できる。
【科目の位置付け】
建築分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①、建築環境システム科教育目標①、②に対応する科目である。この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 鉄骨構造の特徴と構造形式
  • 第2回 鉄骨構造の接合方法
  • 第3回 鉄骨構造の部材特性(圧縮、引張、座屈)
  • 第4回 鉄骨構造の各部の構造(梁、柱、筋かい)
  • 第5回 鉄骨構造の各部の構造(柱脚、床、階段、耐火被覆)
  • 第6回 鉄筋コンクリート構造の特長と構造形式
  • 第7回 鉄筋コンクリート構造の配筋の基本
  • 第8回 鉄筋コンクリート構造の各部の構造(梁、柱)
  • 第9回 鉄筋コンクリート構造の各部の構造(スラブ、階段)
  • 第10回 壁式鉄筋コンクリート構造、補強コンクリートブロック構造
  • 第11回 SRC構造、PC構造
  • 第10回 基礎構造
  • 第13回 仕上げ構法(防水回り)
  • 第14回 仕上げ構法(各部の仕上げ)
  • 第15回 断熱構法
  • 第16回 まとめと試験
成績の評価 【基準】
各種の建築構造の特徴と構造形式、仕上げ構法、断熱構法を理解しているかを基準とする。
【方法】
期末試験(70点)、レポート(30点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:図説 やさしい建築一般構造、今村仁美・田中美都(著)、学芸出版社
参考書:
その他 【履修にあたり】
講義内容について、事前に教科書を予習し理解できない内容は整理しておくこと。講義では、配布資料とスライドを見て理解を深め、しっかりノートをとること。講義後は教科書、配布資料、ノートを見返して復習し、不明な点は質問すること。レポート課題が出た場合は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。