科目コード 4021127
科目名
(英語名)
建築設備設計
(Design Method of Building Equipment)
対象学科 建築環境システム科
開講時期 2年 前期
担当教員 本郷智大,中村秀親(外部講師)
単位数 4単位(建築士試験指定科目としての単位数:2単位)
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
建築設備の給排水衛生設備、電気設備の総合演習として、想定した建物に導入する建築設備の計画及び設計について、給排水衛生設備と電気設備の設計図書の作成及びCADによる作図を行うことを目的とする。
【到達目標】
  1. 給排水衛生設備と電気設備の基本的な計画、設計ができる。
  2. 基本的な建築設備の設計図書(計算書)の作成ができる。
  3. 計算書を基にCADを使って建築設備図面の作図ができる。
【科目の位置付け】
建築設備分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点項目①、建築環境システム科教育目標①、②、③に対応する科目である。
この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
授業計画 【授業の方法】
講義ならびに演習を行い、建築設備設計図書を作成する。
【日程】
  • 第1回 給排水衛生設備計画の概要
  • 第2回 給排水衛生設備の機器算定及び選定
  • 第3回 給排水衛生設備の配管径の算定1
  • 第4回 給排水衛生設備の配管径の算定2
  • 第5回 給排水衛生設備の配管径の算定3
  • 第6回 給排水衛生設備の設計図書の作成
  • 第7回 給排水衛生設備のCAD図面作成1
  • 第8回 給排水衛生設備のCAD図面作成2
  • 第9回 電気設備計画の概要
  • 第10回 照明設備の概要と照度計算1
  • 第11回 照度計算2
  • 第12回 幹線設備の概要と幹線計算1
  • 第13回 幹線計算2
  • 第14回 受変電設備の概要と計算
  • 第15回 変圧器計算
  • 第16回 試験と解説
成績の評価 【基準】
演習を通じて、建築設備設計図書の内容を理解しているかを基準とする。
【方法】
建築設備設計図書の課題提出60点と試験40点(計100点)で評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:給排水衛生設備計画設計の実務の知識オーム社
空気調和ハンドブック 井上宇市著 丸善株式会社
空気調和ハンドブック井上宇市著丸善株式会社
その他 【履修にあたり】
課題は提出期限までに必ず提出すること。
受け身ではなく積極的に課題に取り組むこと。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。